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昔、よく通った書店さんの話

こんにちは。卯月みかです。
年齢は非公開……ですが、これまでのnoteの記事でお察しかと思います……
昭和生まれです。

私が学生時代、インターネット通販なんてものはなくて、本は書店さんに行って買うものでした。
当時、小さな書店さんがあちこちにありました。

学生時代に行きつけだった書店さんは3店舗あって、まずは通学路にあるお店。
それから家の近所。
そして、家からちょっと離れたところにあるお店。
少女小説が好きだったので、発売日はウキウキして、学校帰りに書店さんに寄りましたし、普段も、面白そうな本のチェックをしに頻繁に通ってました。

A書店で○○っていう作品の1巻を買ってハマったら、続きが読みたくなる。でもA書店には2巻がなくて3巻と5巻しかない。それなら、A書店では在庫のある巻を買っておき、2巻と4巻を探しに、他の書店に走ります。
B書店になければ、C書店に行く。今から思うと、「取り寄せたらいいやん」って感じですけど、子供だったので、店員さんに話しかける勇気がなかったんですよね。
それに「今すぐ!続きが!読みたい!」わけです。なので、自転車で走り回って探してました。

今から思うと、あちこちの書店さんを回って本を探すのは、楽しかったなぁ。同じ本好きの友達と、偶然、お店で会ったりしてね。
新刊の発売日は、挟み込みのちらしか、店舗に貼ってある予定表を確認してました。ネットで検索とか、できない時代だったのです。

当時、行きつけだった書店さんは、今は全て無くなりました。
前を通ると、本を探して走り回ったことを思い出して、「ああ、懐かしいなぁ」って気持ちになります。

最近は書店さんの閉店が増えているように思います。
お店で本を探す楽しさって格別だと思うので、なくならないでほしいなと願っています。私も、もっと利用しよう!

思い出語りに付き合っていただきまして、ありがとうございました。


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