小説と身の周りの出来事

寝返り 〜クリープハイプを語る〜

#いまから推しのアーティスト語らせて こんなコンテストがあったので書く。 初めて聴いた彼らの曲は「オレンジ」YouTubeでMVを視聴した。変な髪型のボーカルが画面の中で...

深夜ラジオ

深夜の一時を回った。僕は古ぼけたラジオの電源を入れた。今日もあの人の声が聴ける。 毎週火曜のこの時間にDJを務めるあの人の透き通るような美しい声が狭い部屋に反響し...

独キノコ

私はキノコが嫌いだ。私と同じ菌類だから。 「おい押すなよ、曽我の机に触っちまっただろ」 「きったね、曽我菌が付いた」 私は私が嫌いだ。キノコと同じ菌類だから。 「曽...

ゆるやかな

一日二箱四十本。これが俺に生きている実感を与えてくれる物であり、いずれ俺に死を与える物だ。 原付のハンドルを捻って走る。対向車線を駆け抜けていく大型トラックとす...

匙に背に腹

僕の名前はサジだ。そして僕の隣にいるのはセニハラ。 僕らが渇望した、僕ら以外の人間にとっては絶望に満ちた地球滅亡の日がとうとうやってきた。 病院にはもう僕ら以外誰...

ブラフ

強いポーカープレイヤーになるために必要なもの。 「スリーカード」 直感と運。 「レイズします」 アグレッシブさ。 「ストレート」 そして自分の手札を信じること。 「勝...