見出し画像

ただのADHDが経験したからこそわかる「フリーランス」のメリット・デメリット

私は約1ヶ月前に開業届を出してフリーランスとして活動中です。

さまざまなメディアで「ADHDはフリーランスや社長業に向いている」と見たことがあるかと思います。

実際にただのADHDがフリーランスになった感想は「フリーランスの向き・不向きはやはり人によるかな」という結論になりました。

ただのADHDがフリーランスになって感じたことを、メリットとデメリットに分けてお伝えします。

「将来独立するか、または転職するか悩む」と考えている方は、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。

※筆者は基本在宅でお仕事しているフリーランスです。

フリーランスのメリット

実際にフリーランスになって良かった点は多いです。

今回は特にメリットとして感じているところを3点お伝えします。

1.新たな仕事にチャレンジしやすい

今までの仕事の経験を活かして、新たな仕事にチャレンジできる機会が増えたことです。

現在は前職の経験を活かした仕事をメインにしており、それ以外は未経験の分野にチャレンジしています。

私の前職は月平均残業40時間以上で残業が多く、ライティングやデザインの勉強するだけで精一杯でした。(今も勉強中)

ですが、今は仕事量のコントロールは自分で決めることができるので、新しいことにも挑戦しやすいです。 

2.布団に入ってお昼寝ができる

私は2次障害持ちのADHDのため、体調が悪いときがあります。(最近は調子が良いですが)

寝れなくても、少し横になるだけでも気持ち的に落ち着くので、助かることが多いです。

会社に出勤していたら、横になって休むことが出来ないため、結構メリットに感じています。

3.人間関係に悩むことが減る

ADHDの方は、会社での複雑すぎる人間関係に悩み過ぎた結果、気持ち的に落ち込むことが多いかと思います。

職種にもよるかと思いますが、最低限の会話で済むことが多く、無理に雑談などをしないため気持ち的に楽なことが多いです。

ただ、在宅でのお仕事だとテキストコミュニケーション力が求められます。最低限、相手のことを考えた文章を送ることが大切だと思うので、気をつけましょう。(私は会社員時代に衝動的な発言して失敗した経験が多いため、基本的に確認してから連絡や返信をしています)

フリーランスのデメリット

先ほどはメリットをお伝えしましたが、デメリットもあるのでお伝えします。

1.体調崩しても基本休めない

会社員として勤めていたら、体調崩して休むときは、有給を使えますが、フリーランスは労働基準法外のため、有給はありません。

つまり、休んだらお金は入ってきません。

私も体験しましたが、高熱が出ても、締切に間に合うよう、仕事をするため、結構大変だなと痛感しました。

健康管理はお金を稼ぐ以上に大切になるため、心身共に悪くならないよう気をつけています。

2.孤独に感じることが多い

先ほど、人間関係に悩むことが減ると書きましたが、逆に1人で仕事していることがほとんどのため、孤独に感じることが多くなりました。

仕事で一切話さない日があるため、とても寂しくなることもあります。

私は最低限のコミュニケーション力があるADHDのため、誰かと会話したいと思うことが多いです。

対策としては、定期的にイベントなどの集まりがあるコミュニティに入ると孤独に感じることは減ります。

まとめ

今回は、ただのADHDの筆者目線で、フリーランスのメリット・デメリットを書きました。

同じADHDでも向き・不向きははっきり別れるかと思います。

個人的には、締切を守るなどの最低限の自己管理をなんとか工夫しながらでもできるのであれば、大丈夫かと……。

私自身、まだまだですがフリーランス人生を楽しめていけたらいいなと思いますし、いつでも会社員に戻っても大丈夫なようなスキルを磨いていきます。

ぜひ私のリアルな感想を参考にしていただたら幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?