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「デニム」と「ジーンズ」の違い

おはようございます!
東京は晴れです。
先日の雪もすっかり溶けて気持ち良く朝のランニングが出来ました。
1月ときの雪では数日間は道路が凍っており転びそうに笑
今年の冬は寒いですね。
皆さん身体を冷やさないように過ごしましょう!

FACTOTUMではデニムがアイコニックなアイテムです。
特にジーンズはいろんなバリエーションのシルエットを展開してます。
FACTOTUM店にご来店のお客様は必ず気に入ったシルエットが見つかり購入して頂いてます。
気に入って頂けることに感謝です!
今回はその「デニム」と「ジーンズ」の違いについてお話ししたいと思います。

「デニム」とは藍色の縦糸と白色の経糸で編んだ生地です。
「デニム」はジーンズやジージャンの生地としてよく知られる藍色(インディゴ)の綿織物のことで、織り込まれた白色の晒糸が裏地に現れるため裏地が白く見えることが特徴です。
裏地が白い(ホワイトバック)ことから「ホワイトバックデニム」とも呼ばれています。
「デニム」の起源は南フランスの「セルジュ・ド・ニーム(serge de nimes)」。
ニーム産のサージという意味で、セルジュまたはサージとは綾織地のことです。
この「セルジュ・ド・ニーム」は1593年頃からニームの地で製造されはじめたと言われています。
「デニム」という名前も「セルジュ・ド・ニーム」に由来します。
語源のフランス語の名称が英語に訳されて「サージ・デニム(serge denime)」に変化し、ここから「デニム」という言葉が生まれました。

「ジーン」は縦糸2本の間に経糸1本を織り込んだ生地です。
「ジーンズ」はジーンズやジージャンの生地で「デニム」の別名と認識している方が多いでしょう。でも「デニム」と「ジーンズ」は別物です。
「デニム」と「ジーンズ」は見た目はよく似ていますが、織り方も歴史も違います。
「ジーン」の起源はイタリアの「ジーン・ファスティアン(jean fustian)」。
「ジーン・ファスティアン」の「ジーン」とはイタリアの港町ジェノバを指し「ファスティアン」は綿と麻でできた織物のことです。
「ジーン・ファスティアン」が製造されはじめたのは1567年頃です。
「デニム」の起源である「セルジュ・ド・ニーム」よりも四半世紀ほど早い時期でした。
そして1590年頃に英国に渡った「ジーン・ファスティアン」は英国で「ジーン」という別の生地に発展し、これがアメリカに伝わりました。
アメリカで「ジーン」が製造されはじめたのは「デニム」の製造開始時期よりも一世紀早い18世紀。1783年4月3日に米国産「ジーン」の第一号が製造されたと記録されています。

数回に渡って大好きなデニムについてお話ししたいと思います!

今日も皆さんにとって素敵な一日になりますように!!


参考にした本です!

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