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頭を働かせたい人におススメ! ~お夜食メニュー~

皆さん、こんにちは。
スポーツ栄養専門の管理栄養士の吉村俊亮です。

緊急事態宣言も明けて、少しずつ日常が戻ってきていますね。
第二波に気を付けながら、楽しい日常を過ごしていきたいですね。

さて、今回のテーマは夜遅くまでご自宅で仕事をしていたり、受験勉強やテスト勉強などをして「頭を働かせたい人におススメのお夜食メニュー」です。

前回、インスタライブをした際に、次回の要望として挙げていただいたテーマになります。

夜食として沢山の食べ物を食べてしまったり、糖質を沢山摂ってしまうと、副交感神経(リラックス時に優位になる神経)が優位になり過ぎて眠くなってしまいます。

夜遅い時間に効率よく仕事や勉強をするための夜食はどのようなことを意識した良いのでしょうか?

夜食のポイントとしては、
・エネルギーを摂り過ぎない
・糖質を中心とし、たんぱく質も含まれている
・よく噛んで食べる

夜遅い時間のエネルギーの摂り過ぎは、様々な疾患のリスクを上げてしまうため、なるべく低カロリーが良いです。

また、脳をしっかり働かせるためには、エネルギー源として糖質が必要になり、素早く糖質を吸収するためにたんぱく質も食事に含まれていることが大切です。

3つ目のポイントとして挙げている「よく噛んで食べる」ことで、脳への刺激になるため、その後の作業効率をなるべく落とさないようにできます。

今回のメニューは、上記のポイントにプラスして、アマニ油を使用することで、血液をサラサラにし、酸素や栄養素が脳に供給されやすい体内環境にしていきます。

※ちなみに、アマニ油はα-リノレン酸という必須脂肪酸が豊富に入っており、体内でn-3系脂肪酸に変換されます。n-3系脂肪酸の代表的なものにはEPAやDHAがあります。体内でn-3系脂肪酸に変換されるとはいえ、EPAやDHAと同じ効果があるとは限りませんのでご注意ください。

作り方は下記をご参考ください。

【材料】(2人分)

トック     100g
絹ごし豆腐   100g
干ししいたけ  4g
水       400g
和風顆粒だし(あごだし) 4g
薄口しょうゆ  6g
アマニ油    4g
かいわれ大根  4g
かつお節    1g

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※和風顆粒だしを和風だしパックに代えると、塩分を控えめにできます


【作り方】


➀鍋に水を入れ火にかけ、顆粒だし、薄口しょうゆ、干ししいたけを入れる

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※干ししいたけはすでにカットしてあるものか、カットされていなければ細目にカットしてください。また、水に戻さず、そのまま入れて大丈夫です!


➁➀が沸騰してきたら、火を弱火にして、トックと一口大に切った豆腐を入れて、だしに少しとろみがつくまで温めます

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➂➁を器に盛り、かいわれ大根、かつお節を上に乗せ、最後にアマニ油を入れて完成

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トックは日本ではトッポギとして知られている韓国餅のことです。
モチモチとした食感としいたけの出汁の香りがとても良い一品になりますので、夜食後の仕事や勉強もやる気が出るかもしれません。

ちなみに、この料理の栄養価は

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顆粒だしを使用すると、少し食塩が高めになってしまうので、面倒でなければだしパックを使用していただけると食塩が1.0gとなり、より健康的かと思います。

是非、一度作られてみて下さい。