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選手のメンタルが落ちているときの食事からのアプローチ

皆さん、こんにちは。
管理栄養士の吉村俊亮です。

緊急事態宣言の延長、、、予想はしておりましたが、突きつけられると先がより長く感じてしまいますね。
食事を作られているお父さん、お母さん、もしくはお兄ちゃん、お姉ちゃん、大変かと思いますが頑張りましょうね!
僕も料理作り頑張ります。
noteやインスタライブでも料理の紹介をさせていただいておりますので、お時間があればのぞいてみて下さい。


さて、今回は選手のメンタルが落ちているときに、管理栄養士兼シェフとして何を意識するのかについて書いていきたいと思います。

数年、選手について生活を共にしながら食事の提供をしていると、メンタル的に辛そうにしている時期ももちろんあります。
どんなに優秀な選手でも、一人の人間であることには変わりありませんからね。
僕たちがテレビ越しに見ている選手たちも皆そうだと思います。

僕のメインの仕事は、選手への食事提供ですので、選手やトレーナーが練習やトレーニングで外出していても、別行動で買い出しに行ったり、献立を作って栄養価計算をしたり、仕込みをしたりしています。
ですので、選手の細かい情報などを選手から直接聞く機会は少ないです。
ただ、食事は選手の楽しみであり、ストレスの発散ができる数少ない機会です。
選手のメンタル状況を把握しておくことはとても大切なことになります。

その際、どこから情報を得るのかというと、選手の傍に最も長くいるトレーナーから話を聞きます。
昼間の時間が空いている1~2時間もしくは選手が就寝したあとに、その日の選手の状況を聞いて、その日の夕食や次の日の食事に反映させるようにしています。

メンタル的に落ちているときは、選手が普段の生活で何気なく言った「〇〇食べたいなぁ」という言葉を覚えておき、それを提供したり、選手のお気に入りの料理やちょっと遊びを交えた料理などを提供したりします。
その時の食事の栄養バランスはあまり気にしないようにしています。
食事は1日3回あります。1週間で21回、そのうちの1、2回ぐらい栄養バランスが崩れていたとしても、残りの食事で調整はいくらでも効きます。

ピザ窯を使って、トレーナーと一緒にピザを焼いたりもしました(笑)

ピザ作りは初めてだったので、色々苦戦をしましたが、、、トレーナーが窯の火おこしをしてくれとても助かりました。


長いシーズンの中で、食事の役割は栄養面だけではなくメンタル面を保つための1つのツールです。
僕自身、管理栄養士という立場から栄養面にばかり目がいってしまうときもありますが、この仕事をしていて思うことは、専門家になり過ぎると選手の気持ちが分からなくなってしまうなぁということです。

栄養の専門家として、知識やスキルなどを常に学んでいくことは止めませんが、より良いサポートができるように広い視野で物事を考えられる人間になりたいです。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。

来週の内容は「レシピ紹介」をしたいと思います。