とりあえず会ってみる大切さと心得

アーティストに限らず、表現や営業活動において、人との関わりは避けては通れません。

僕の趣味は人と会うこと(趣味やばい)なんですが、無駄に「会おうぜ!」「何か話そうぜ!」は嫌いなので、何かしらのお土産を持っていきます。

物ではなく、相手の仕事や趣味に関わるネタや、一緒にやりたいネタ、提案したいネタです。

お互いワクワクすることが生まれれば最高なので、僕はこの趣味のために、日常のすべてのことを変な目で見てます。

一緒に何かをしたい人のことはいつも頭の片隅にあります。

それと自分の気になる物事を自然と組み合わせてしまうクセがあるんです。

「ケーキとあの人」「標識とあの人」「封筒とあの人」のように、1人でニヤニヤしてます。

完全に変態なのはさておき、そこから本当にお仕事が生まれたりします。

「気になる人」「気になる物」それに先立つ「信頼」とお互いの「想い」。

この4つは黄金のアイデア生産装置です。

自分でムフフとしているだけでは完全に変態になってしまうので、それを話してお互いの「想い」をすり合わせます。

ここで「やりたいこと」が決まります。

そうすると必ず足りない物が出てきます。

そこで、新たな人に意見を求めたり、巻き込みに行きます。

目上でも関係ないし、知らない領域ならなおのこと知りたいのでぶっこみます。

あちらとしては当然「いきなり何だこいつ」状態なので、こちらはさっきの4つの装置と「やりたいこと」を見せて、その人に「何をお願いしたくて、どんなメリットを出せるのか」をプレゼンします。

すると、収穫がゼロであることはほぼ無いです。

この繰り返しが、実におもしろい。

収穫がないのは、お互いが「くれくれ」ばかりで、相手にメリットを提供する意識が無い場合。

僕はそういう人に時間を割きません。

「とりあえず会ってみる」とは題しましたが、とらえずの前提は「やりたいこと」が見えていることです。

それが見えない人や、人のふんどしで相撲を取ろうとする人にも時間を割きません。

口にしたり人と会ったりすると、アイデアは自分だけのものではなくなって、動き始めます。

遠慮したり、心配したり、こだわったり、自分の中に夢をとどめておくよりずっと、突撃してしまった方がワクワクすると思います。

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