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起業準備中のインプットとアウトプットについて

こんにちは。ようた@英語コーチ&フィンテック(Fintech)アドバイザー& FP (Financial Planner)です。

私は現在、外資系企業で働きながら起業準備をしているのですが、この段階での起業準備におけるインプットとアウトプットのバランスについて悩む機会が増えてきたのでこのNote記事でまとめておきたいと思います。

お金をもらうということ=アウトプットへの対価

お金をもらうということは誰かの何かの課題の解決に貢献していることだと理解しています。(逆に言うと、誰かの何かの課題の解決に貢献していないのにお金をもらえてる状態が仮にあったとしたら、その状態は長続きしないと考えています)お金を払う側は、何らかのインプットを期待しているわけですから、お金をもらうということはイコール、アウトプットを行う活動、アウトプットへの対価と言いかえることができると思います。

外資系企業で働くということ(アウトプット)

外資系企業で働く(給料をもらう)ということはそれなりのアウトプットを求められます。ここで言うアウトプットは、働いた時間の量とは一律に比例しませんが、相関はそれなりにあると思います。

今の仕事は休日と平日は比較的切り分けられる環境にありますし、休みも取りやすい環境にあると思います。ただ、平日はほぼ「(給料をもらう)仕事」に取られているのが現状です。

起業準備で求められるインプットとアウトプット

起業準備で求められるインプットとアウトプットと仕事などを含めたアウトプットに取られる時間のバランスについて悩む機会が増えてきたので少し自分自身の頭の整理も含めて思うところをまとめておきます。

起業準備からお客様から対価をいただくまで

1) セルフブランディング (インプット)
私が自分で英語を教えます、ふるさと納税(FP関連)の知識を教えますといきなり言い始めてもなかなか(少なくとも初めてすぐは)信用してもらえないかと思います。現在考えている「起業」アイデアの初期段階では、個人事業としての副業を考えていますので、まずはセルフブランディングとして使える道具(アピールできるわかりやすいポイント)を揃える必要があると思っています。現時点で私のセルフブランディングとして考えている道具は以下の4つです。

A 米国MBA(経営学修士)取得
B Amazonやソフトバンクなどの米国、国内複数企業での就業経験
C FP資格取得
D TOEICの表彰制度 IIBC AWARD OF EXCELLENCEの取得

実際には提供するサービスに応じて、(A+B+C)もしくは(A+B+D)というようなアピールをすることになるかと考えています。

2) TOEICの表彰制度 IIBC AWARD OF EXCELLENCEの取得(インプット)
A、B、Cについては既に取得しているものですので、今でも事実としてアピールすることはできるのですが、Dについてはまだ取得していませんのでこれについては勉強と成果(このポイントでのアウトプットですが、起業における成功という視点ではインプット)を出さなければいけません。この点については、以下の記事でまとめていますのでご覧ください。

3) ビジネスモデル・プロダクトの整理(インプット)
私は、英語&FP知見における「学び直し/リスキリング」分野での起業を考えていますが、個人でこれらの知見をどう教えていくのか、教材はどうするのか、価格帯はどうするのか、何を付加価値として提供したいのか、オンライン授業にするのか、対面型にするのか(場所はどうする?)、1対1でサービス提供するのか、1対N形式にするのか、契約書はどうするのか、などについて考えて整理する必要があります。そのためには既存サービスの研究、読書、競合や地域などマーケットの分析、その他有識者との会話などを行っていく必要があります。

4) 最低限の教材の準備(インプット)
3の整理が終わったら最低限の教材やおすすめ教材などを準備、用意する必要があるかと思います。既存の書籍やネット記事などからの引用もできるかと思いますが、独自性のある教材をできる限り準備したいと考えています。その為には、何が独自性になるのか、他の書籍の長所、短所はなんなのかを正確に理解する必要があり、多くの文献を読み込む必要があります。

5) マーケティング関連の検討(インプット)
並列して、どのようにこれらのサービス、プロダクトを世の中に告知していくのかを考えないといけません。例えば、名刺も今の会社のものではなく、この事業用のものを用意する、プロダクト全体のブランドイメージ(ロゴ)はどうするのかなどを考える必要があるかと考えています。お客様にご覧いただき、サービスに申込んで頂くホームページやランディングページなどの準備もしなければいけません。(これもホームページを作るという視点ではアウトプットですが、お客様にご利用いただくという視点では必要なインプットだと考えています)

6) 起業準備で必要になるお金のこと(インプット)
これらの準備を始めるといろいろとお金のことも考えないといけません。特に副業として初めて、できる限り現在の給与所得と副業の事業所得(の赤字)を相殺できる形で初期投資を進めていきたいと考えていますので、どのタイミングで個人事業の開業届を出すのか、どの年から売り上げを上げるのか、どの年でどのくらいの経費を使って準備するのか(パソコンの購入、名刺の作成、ホームページの作成、契約書の作成、マーケティングの実施)などを数年単位で考えて準備しなければいけません。(必要に応じて税理士さんへの相談もしなければいけません)

7) お客様へのサービス提供(アウトプット)
ここまでのインプットを行いようやくお客様にお届けして対価をいただくことになります。

8) お客様の声からの改善(インプット)
お客様にアウトプットを行ったら、フィードバックを頂き、それを次のインプットとしてサービス(プロダクト)の改善につなげていかなければいつかこれまでに行ってきたインプットは陳腐化してしまいます。「学び直し/リスキリング」分野のサービスが、「学び直しや改善を行わない」という状況はシャレにもならないですね。

9) 夢について解像度を上げていこう(インプット)
お客様が安定して獲得できるようになり、5 (マーケティング活動)-->7(お客さまへのサービス提供)-- > 8 (改善) --> 5(マーケティングへの再投資)などのサイクルが出来上がってきたら、少し夢についての解像度を上げるインプットをしたいと考えています。ここで言う夢というのは、起業としての個人事業からの卒業と「スタートアップ」への挑戦です。起業とスタートアップの違いについて(の私の理解について)は、以下の記事を参考にしていただければと思いますが、私はやはり、いきなり、スタートアップというより、起業の延長線上にあるスタートアップでもいいのではないかと考えています。

働きながらインプットを行うことは難しい

やるべきことや手を動かさないといけないといけないこと(インプット)は、頭の中では理解しているのですが、働きながら(他のアウトプットと同時に)というのは、本当に難しいと感じています。なかなか、本来行うべきインプットに時間を取ることができません。さらに、このブログを書く時間(別の意味でのアウトプット?)や家族との時間、ジムなどの運動に使う美べき時間などの優先順位を考えていると事業や副業を計画的に行うことは本当に難しいです。ブログを書く時間というのは優先順位的には低い気もするのですが、一週間にその数時間も捻出できないのかと悩んだりします。

まあ、とはいうものの、悩みながら、一歩ずつ進むのがもしかしたら起業の本質かもしれません。(特に外部の資本を受けていなければ自分のペースで進められますし。。)
どなたか、一緒にこのような旅をしてもいいという方がいらっしゃればぜひお声がけください😊

結果的にベストのタイミングになる

振り返ってみると、このようなインプットの結果がいつ出るのか悩むという経験はこれまでにも何度もありました。25歳くらいから始めたMBA留学の準備も日々の仕事、恋愛、結婚などもあり、なかなか試験勉強の結果が出ない時間が続きました。28歳では留学したいと思っていましたが、結局、テスト結果が出せず30歳での留学になりました。その後の転職なども含めて、結果としてベストなタイミングで、最適な結果が出るようになっているのだろうなとも思っています。これからも起業後のアウトプットが最適なものになるように、しっかり準備(インプット)していこうと思います。


よろしければこちらの記事もご覧ください。


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