よく考えて、投票に行きましょう

アメリカ最高裁で女性の中絶の権利を保障してきた法が覆されました。これでアメリカ社会は18世紀に戻ってしまうと言われています。
あまり詳しくはないのでおおざっぱになりますが、こうなってしまったのは、いまの最高裁がトランプが大統領の座にいた時代に集めた共和党・保守派で固められているからです。女性にやさしくない保守派老議員の方々。当時、ヒラリー・クリントンが選ばれていたら、今頃どうなっていたでしょうね。
「バーニーがよかったけど、ヒラリーは不祥事多いから俺はトランプに入れる。大丈夫心配ないよー」と言った男性がいました。

全然大丈夫じゃない。
この事態に各地で抗議のデモが行われているようです。私は日本に住んでいて投票権も行使しますが、地球の反対側で起きているこの事態は、対岸の火事?まさか。

よく考えて、議員を選ぶことの大事さ。政党のイメージではなく個々の議員を見ることで見え方が変わることもあります。

選ぶのは大変、安心して任せられそうな候補者はそもそも少ない、なにを優先するのか。
・同性婚(婚姻の平等)
・インボイス・消費税
・社会保障
・医療
・環境問題
・経済
ほか課題が多すぎる。(選挙でなくても官邸に軌道修正をもとめる意見を出す(民主主義)。)そこで自分に合った政党や候補者探しができるヤフーのツールや同性婚への姿勢を可視化するマリッジ・フォー・オール・ジャパンの国会メーターなどのツール、助けてくれます。

みんなの未来を選ぶためのチェックリストサイトも参考になります。ありがたい!!

「この人がいい」がいないから、むしろ消去法で選ぶんだ…のはずがそれですら役に立たないなんて。掲げた公約も必ずしも果たされない(かもしれない)。でも、ここで放り投げて不適任な候補に票を入れたら、もしくは白票(つまり棄権)にしてしまったら後遺症が延年続く、そんな例を見せられているようです。

届いてほしい人には届きづらい。投票率もあがらない。社会が変わるのを見たことがなければ想像もつかないのは仕方がない。でも今10代が大人になったときに安心できる生活を送っていてほしいから、政治の話をカジュアルにできる環境があってほしいです。疑問を持ったら調べることをしてほしいです。70代以降の世代なら何も考えずに投票するのではなく、一度じっくり考えて選んでほしいです。

投票率の低さに絶望しても、地道に戦うほかありません。
休みながらでも、戦わずに社会が変わることはありません。
参政権も戦ってくれた人がいたからあります。

追記:わかりやすい参院選投票の動画がありました。こちら



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