エンジニアにとってのニュース。敏感?鈍感?どうですか?
エンジニアにとって最新のニュースの収集は大事です。
なぜニュースを収集する必要があるのか、ニュースを収集するにはどのようにするのかを順に説明していきます。
私が在籍していたプログラミングスクールTECH::EXPERTのカリキュラム内容を参照しながら以下にまとめていきたいと思います。
最新のニュースに敏感であるべき理由
エンジニアである前にビジネスパーソンであれ
例えば面接時に「好きなサービスはありますか?」「興味のあるビジネスはありますか?」と質問されることがあります。
面接官は理由もなくニュースやサービスについて質問しているわけではありません。面接官は以下の2点を見ています。
・IT業界やビジネスに関して興味を持っているか
・ニュースや業界動向について自分の意見を言えるか
エンジニアである前にビジネスパーソンです。
ただコードを書けるエンジニアではなく、「ビジネスを動かせるエンジニア」が求められている近年では、 ビジネスにいかに敏感であるか はエンジニアの採用基準としても重要度を増してきました。
そのため、最新技術のキャッチアップ以外にも、こうしたビジネスの動向にも敏感になる必要があります。
ニュースや業界動向について自分の意見を言えるようにしよう
会社では、「どう思う?」などといった形で意見を求められます。このような場面で自分の考えを伝えることができるかを、ニュースに対しての考えを聞くことで測ろうとしています。
具体的には、「近年こういうサービスが流行ってきていますが、御社の◯◯というサービスとコラボしてこういった事業展開も面白そうですよね」といったような話が面接時にできるとより高評価です。
ニュースに関する質問に対応できるようになる
面接でニュースや業界に関する質問をされても対応できるようになりましょう。やるべきことは以下の2点です。
・ニュースを収集する際に利用するサイトを知る
・ニュースを読んで自分の意見を持てるようになる
ニュースを収集する際に利用するサイトを知る
闇雲に様々なサイトのニュースを読むのは効率的ではありません。良質な記事が集まるサイトを知っておき、それらのサイトを主に読むようにしましょう。以下のサイトの記事を毎日見るようにしましょう。
NEWS PICKS
NEWS PICKSは、経済情報に特化したニュース共有サービスです。読んだ記事にコメントをつけてシェアすることができます。また、ユーザーをフォローをすることができます。フォローしたユーザーがシェアした記事やコメントをタイムラインで見ることができるので、業界の専門家をフォローしておきましょう。
THE BRIDGE
THE BRIDGEは、国内スタートアップを中心としたテクノロジー系ニュースを配信するメディアです。ITや国内のスタートアップに関するニュースがいち早く更新されるので、目を通すようにしましょう。自分が志望する業界に関しては、最新の情報をキャッチアップし続けるようにしましょう。
TechCrunch
TechCrunchは、スタートアップ企業、ITに関するサービスの感想、業界のニュースを配信するメディアです。THE BRIDGEと系統が似ていますが、TechCrunchは海外の情報も取り扱っているので、海外と日本の状況を比較する際に有用です。
ニュースを読んで自分の意見を持てるようになる
ニュースを読むことはあくまでインプットです。アウトプットとしてニュースに対する自分の意見を持てるようになりましょう。多くのニュースをに触れると、興味がある記事が出てきます。そのような記事が見つかった時は、その記事に関する知識を深掘りしましょう。具体的には、記事の中で気になる言葉やわからない言葉を検索したり、関連記事を読みましょう。知識を深掘りすることで自分の意見に深みが出るようになります。
知識の深掘りする方法を知る
記事の内容を整理し、知識を深掘りするためにマインドマップを使います。マインドマップを使うことで思考の整理がしやすくなります。思考が整理されることで、深掘りするべき部分が明確になります。
マインドマップ
マインドマップとは、自分が考えたいテーマを紙の中央に記述し、そこから放射状に枝を伸ばして、キーワードやイメージを繋げながら、発想を広げていく思考法です。
マインドマップは紙に書くことも多いですが、マインドマップを作成できるXMindというアプリがあるので、このアプリを使いましょう。
マインドマップの作り方を学ぶ
それでは、マインドマップの作り方を学習していきましょう。
XMindをダウンロードしよう
はじめにXMindをダウンロードしましょう。以下のリンクからダウンロードしましょう。
XMindのダウンロードはこちら
XMindを開こう
ダウンロードしたXMindを開きましょう。開くとどのような形式のシートを作成するかを選択するのでマップを選択しましょう。
マップを選択したらビジネスIを選択してください。
選択後にこのようになっていれば大丈夫です。
中心トピックを記述しよう
マインドマップの中央に初めから「中心トピック」と書いてあります。中心トピックをダブルクリックしてこのマインドマップの中心となる言葉を記述しましょう。カリキュラムはあるサービスの分析を行うと仮定してマインドマップを作成していきます。そのため中心トピックには「サービスA」と書きます。皆さんは自分が好きなサービス名を記入してください。
メイントピックを記述しよう
中心トピックが記述できたらメイントッピックを追加して記述しましょう。メイントピックの追加は、中心トピックを選択した状態でtabキーを押すことで追加できます。
メイントピックには中心トピックに関連する言葉を記述します。今回は企業分析と仮定しているので、メインピックには「強み」と書きましょう。
サブトピックを記述しよう
「強み」というメイントピックからサブトピック作成し具体的な強みを記入します。サブトピックの作成方法は、メイントピックを選択した状態でtabキーを押すことで追加できます。サブトピックを作成できたら、サービスの具体的な強みを記述しましょう。
マインドマップを完成させよう
ここまででマインドマップの基本的な作り方を学習しました。ここからは、実践を通してマインドマップを完成させましょう。
メイントピックの例を以下に挙げるので組み合わせて一つ目のマインドマップを完成させてください。
・競合
・弱み
・ユーザー数
・売り上げなどの数値の推移
・サービスの運営元の企業
・企業が運営する他のサービス
最後に
最新のニュースは知るだけでなく、そのニュースに対して自分がどう思ったかが大切です。知識を得るだけとどまらず、自分なりの意見を持つようにしましょう。
ニュースの質問に対応できるようになるための方法は、シンプルですが、一朝一夕でできるようになることではありません。毎日少しでも時間を確保して継続して行うようにしましょう。
最後まで読んで頂いて、誠に有り難うございます。
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