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「母乳で育ててるの?」の質問に思うこと


先日、外でばったり知り合いの年配の女性にお会いしました。

次女を連れていたので
「あら、赤ちゃん産んだのね?」
「可愛いわねー」
と言っていただきました。

その話の流れで、「母乳なの?」と聞かれました。


ここ数年、Twitterなんかで時々話題になる、アレです。聞かれた側は確かに不快な質問かも知れません。そのお母さんはもしかしたら母乳が出なくて悩んでいるかも知れない。そういう人にとってはすごく辛い質問だと思います。


ネット上には聞かれた側の辛い気持ちが溢れています。
そんなデリカシーのない事をなぜ聞くのか?
放っておいて!

という強いメッセージがよく目につきます。
(数ではなく、その強さから目につくのかも知れません)


私は長女は混合です。

次女は3ヶ月から完ミです。

それについては自分で決めた事なので、なんの罪悪感もないですし、聞かれる事に対する不快感もありません。
まぁ正直そんなに親しくない方なんかに聞かれると変な気分にはなりますけど。笑


「ミルクですよ」
こう答えた時、その方は「私も息子はミルクだったのよ」と笑っておっしゃいました。

その方は80代です。

たぶん、今なんかよりもずっとずっと母乳が推奨されていた時代です。
ミルクの質も今程よくなかったはずです。

想像もつかないほどたくさん悩まれたと思いますし、色々な事を言われただろうなと思いました。



何も考えずに聞いたのかも知れない。

もしかしたら応援してくれたのかも知れない。

分からないなら、良い方に捉えてた方がいいな。


こういうのはお互いに想像力が必要だと思ってます。

聞く側にも、聞かれた側がどう思うか。
聞かれた側も、どういう気持ちで聞いたのか。


考えても分からない事なら、自分に都合よくポジティブに捉える。



これが私の人間関係をうまーくゆるーく回すコツです。

気にしなくていい事で傷つく必要ないし、それに振り回されて嫌な気持ちを口にして呪詛になるのも嫌!なのです。



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