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やるのだ、健康投資!

序章

今回はこちらの本の感想を綴っていく

 堀江の健康に関する本だ。堀江の健康本は何冊か出ているっぽいが、一度健康本は読んでおきたいと思っていたところに新刊が発売ということで今回購入いたした。

本章

初発の感想

 面白かった。色々と知らないことが多くびっくりだった。詳細は後述するが、とにかく健康への投資がいかに大事かがわかる本であった。私も少し意識を高めようかと思った。
 単行本のstyleは新書慣れしている私からすると少し読みづらい印象を受けるのだが、今回も若干...。この差は何なのだろうかと今でも思う。単行本の方が1ページあたりに対しての文章量が少ないのは感覚的にわかるが、それが要因かどうかも微妙なところだ。

最終的には認知症

 本書では色々な体の部位にfocusしてーー西洋医学っぽいーー小さいsectionごとに話が進んでいくが、いろんなsectionで出てきたword。それが“認知症”。体の様々なtroubleが最終的に認知症につながるのだ。もちろん脳の機能低下が原因ではあるが、他にも意外な理由として視力、聴力低下・歯周病菌などがある。
 実は視力、聴力低下に関しては若干思い当たる節がある。私の場合は耳より眼が悪いのだが、眼が悪くなったのは中学校に入ってちょっとしたタイミングーー多分スマホを持ち始めたタイミングだーー。
視力が悪くなったのを実感してはいたし、実際検査でも悪い数値が出ていた。だが私は面倒くさいくて放置をしてはや6年くらい経ってしまった。いつしかから思うようになった。周りに対して脳が認識しなくなってきてるのを。2年前くらいには眼が見えたら認知する意欲が上がって、脳が認識できるのになぁ、とも思っていた。感覚的に視力低下の認知機能低下を実は感じ取っていたことに気づいた。本書を読んで私は眼科行こ、そう思った。認知症になっては人生楽しめない。早めに手は打っておいた方がいいいだろう。
 聴力も同じことが起こってくるはずなのでこちらも早めに手は打とうと思っている。
 歯周病菌に関しては、ここ1、2年デンタルフロスを頑張って何とか対策をしている。私は普通に歯肉炎持ちである。最近は減ってきたが歯周ポケットも数値は4mmくらい。奥歯には5mmのところもあるのが正直なところだ。最近はデンタルフロスをよく頑張っているので3mm以下も増えてきており出血率も79.8%から27.8%まで下げることに成功した。ちょっと嬉しかった。
 この対策が認知症予防に繋がっているというのが面白いところだ。詳細はめんどくさいので本書に委ねるが、歯周病菌が認知症に影響を及ぼす。だから皆も歯茎のケアは大事に行った方がいいだろう
 認知症予防で大事なのは他にも運動があるが(こちらは後述する)、感覚器の機能低下を防ぐことが良いとのこと。視力聴力も含まれる。アクティブに動き、色々な刺激受けることで脳は活性化する。脳を使えばその分脳も衰えずに済む。もっと言うと脳の前頭葉という部分を使うという感じだ。だから刺激といってもスマホでダラダラというのはナンセンスというわけだ。とりあえずリアルに刺激を受けにいくのがいいのだろう!

まずやるべきは健康診断と運動

 本書の一番最初に健康診断と運動に関して記載されている。まずは自分の体の様態を知ることが大切だ。本書に書かれていたのは、専門性の高い健診を自費で支払って受けるのもおすすめだということ。そして健康診断はロングスパンで見ること。結果に一喜一憂するのではなく繋がりで見ること、だそうだ。
 私も健康診断を受けたいとはずっと思っていたが、今の身分(?)上それが叶わないのが実情だ。昨年まで私の市町村が公的な健康診断を20以上から受け付けているということを知り「来年になったら受けれるか、待つしかないか」と思って1年後、その年齢は30以上に引き上げられていた。「何してんねん!」人生とはうまくいかないものだ。
 そんなことはどうでもよくてとにかく健康診断は軽視してはいけない。だから私も受けれる道を見つけなくては。

 運動は大事である。私も最近は週1でバスケットを相方の1人と行っており、体幹トレーニングも行っている。今のところ運動が一番効率のいい老化防止策らしい。やはり運動は欠かせない。
 ちょっと本書的な意味合いからズレるかもしれないが、個人的に運動が人間の健康にいい理由を推測してみた。人間の歴史の大半は狩猟の時代であり、そのときの狩を行う時の人間を想像してほしい。走って、獲物を武器かなんかで刺して、肉を剥ぎ取ってetc。非常に肉体を使っている。生物は種の存続のために環境に適応していくのが定石。ならば、人間にとってその肉体の動きによって健康になるように作られているのは自然と言えるのではないだろうか。我々の体は狩猟時代から構造はさほど変わっていない。ならば運動するのはなおさら得策と言えよう。

終章

 本書は老化を防ぐというのが実は趣旨なのだが、上記の他に大腸がん、肺炎、嚥下障害といった観点のお話もあり非常に興味深い。
 私もまだ一応若者の部類ではあるが、私も馬鹿にしてはいられないお話だった。人生を楽しむために健康は必要だ。私も健康に勤しんでいきたい。

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