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ウチグの料理
ウチグは”打つ”ことに特化したキッチンツール。たたく、わる、崩す、潰す、練る、捏ねる、キッチンで食材に力をかけるあらゆる場面で活躍します。”打つ”技を手に入れることで、つくることも味わいももっと広がる料理のヒント集。レシピは料理家の平野郷子様にご提供いただきました。
●野菜 -歯ごたえ編-
ピーマンの浅漬け
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さっぱり、ぱりぱり、意外な一面に驚く浅漬け。実は生で食べられるピーマン。タネもそのままでOK。苦さもなくあっさりと。ウチグでヘタをとり、潰し、手でちぎり、塩をふってウチグで和えます。
たたき大根の塩麹漬け
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フルーツみたいにジューシー!大根をたたくとそんな驚きがあります。これは包丁ではできない手技。1cm程度に切って、ウチグを横にしての面の縁でたたくと割れやすいです。ボールで塩麹と和え、上からトントン抑えていくことで即席漬けに。
たたきごぼうの唐揚げ
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歯ごたえの魔力。ごまをまとった衣に、七味が合う、合う。おつまみに、おやつに、手がとまらない一皿。ウチグでたたき裂き、手で折って一口サイズに。ウチグですりつぶしたごまと調味料を絡め、片栗粉をまぶして揚げ焼きに。裂くことで食感のみならず、味もよく絡みます。
長芋の浅漬け
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長芋のシャキシャキ感を存分に味わえる浅漬け。皮がついたままでOKです。たて半分に切った長芋をボールに入れ、ボールの中でたたくと崩しやすいです。
生ナスの柚子胡椒たたき
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もきゅ、もきゅとした食感。生ナスの食感を存分に楽しめる柚子胡椒たたき。ウチグで打って縦方向に裂き、途中から手で裂き、包丁ではだせない断面をつくります。柚子胡椒を加えて、ウチグで重みをかけながら揉み込みます。
たたききゅうりの梅和え
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ワンボールで作れるレシピ。きゅうり1本を半分折り、ボールへ。ウチグで叩いて一口サイズになったら梅干しを加え、潰しながら和える。少しみりんを加えるとほんのり甘みが加わります。
塩昆布キャベツ
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ざく切りしたキャベツ、塩昆布をボールにいれ、ウチグを軽く落とし叩きながら揉み込んでいきます。ハンディな漬物石のように重みをかけていき、味をなじませていきます。即席の浅漬けです。
●野菜 -マッシュ編-
里芋とジャガイモのマッシュ
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練るようにつぶしていくことでとてもなめかな舌触りに。シンプルであっさりした、マヨネーズ不要のポテトサラダ。なめらかコロッケにも◎。
ナッツのかぼちゃサラダ
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さつまいもポタージュ
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ガーリック焼きトマトのパスタ
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トマトは旨味の宝庫。しかも、火を通した方がリコピンの吸収率もアップ。だからウチグで焼きトマトのスパゲッティ。トマト、丸ごといただきます。ウチグでつぶしたニンニクでガーリックオイルをつくり、トマトを焼くとなお美味しい。
トマトソース
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シンプルさがフレッシュ。レンジであっという間につくります。カットしたトマトと塩少々をレンジにかけ、ウチグでつぶします。肉や魚のソテー、オムライス、パスタ、パンなどに。
トマトジュレ
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前菜としてそのまま食べても、お肉やお魚に添えても。耐熱容器にトマト、水、塩をいれラップをして2分レンジでチンしたらウチグで潰す。とかしたゼラチンと混ぜて冷蔵庫で1時間冷やし固めたら、ウチグで崩すようにジュレにする。
いちごバター
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いちごのソースはいちごと砂糖のみでOK
魅惑の瓶詰め、いちごバター。電子レンジであっという間につくれます。耐熱容器に材料を全て入れ、ラップをかけて1分。バターが溶けたらウチグで潰して混ぜ、保存瓶にいれて冷蔵庫で固まるのを待つ。
●和え物
豆腐の白和え
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やわらかなお豆腐が野菜を包み込む”白和え”の数々。
ほうれん草の白和え、ひじきの白和え、枝豆の白和えetc…。
ボールのなかでウチグですりごまを作り(つぶしたてのごまはとても良く香ります)、豆腐や野菜を和えます。
たまごサンド
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卵サンド、と一口に言っても、実は家庭によってまちまちなのでは。たまごの茹で時間、マヨネーズの量、合わせる野菜…。意外にも奥が深く、些細なことで印象がかわります。ウチグで作りたいたまごサンドは、粗めマッシュと細かめマッシュの合わせ技。滑らかさのなかに白身のプチプチ感と半熟卵をサンド。
●肉料理
ほぐしてやわらか豚ロース
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塩をふり、肉をマッサージするように筋を押し広げていきます。筋がほぐれ、赤身も脂身もやわらかくなり、とても美味しく様変わり。塩やハーブをすりこんで冷蔵庫で寝かせれば、肉が熟成してさらに美味しくなります。
ソテーにしたり、さいの目にきってスープにいれても◎。
肉汁も旨味も逃げないハンバーグ
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ウチグだからこそつくれる一品。ハンバーグを美味しいコツは、「しっかりこねる」「手の熱を加えない」こと。これはよく考えると結構難しい。ウチグはここで活躍します。
粘りが出るくらいよく捏ねることで、肉繊維が絡み合って崩れにくく、水分が流れ出ず旨味を留めてくれます。長時間捏ねて手で肉が温まらないので、たんぱく質の変質を防ぎ、油が溶け出さずジューシーにしあがります。
鶏の唐揚げ
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重みを生かしウチグを軽く落とすようにしながら、調味料揉み込みます。手も汚れず、使い捨てのプラ袋も不要です。
●シーズニング
にんにくをつぶす
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生姜をつぶす
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にんにくを潰したことはあっても生姜をつぶしたことはないのでは。お味噌汁、スープ、うどん、生姜湯、炭酸水…つぶした生姜をいれるだけで、味覚がガラッと変わります。1cm程度に切ってから打つと簡単に崩れます。
生姜の佃煮むすび
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生姜は1cm程度に切って打つとくずしやすい。たたきわった生姜を佃煮にすれば、ご飯にかけても、おむすびにしても。辛みがおいしい大人の佃煮です。
胡麻をつぶす
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ウチグの平面を底に押し当て、左右にゆらすように力をかけるとごまがプチプチと弾けていきます。つぶしたてのごまはほんとうに良い香りです。
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すりたて…というよりつぶしたての胡麻は、ほんとうに良い香り。胡麻和えはもちろんのこと、ごまごはんもおすすめです。ボールでごまを潰したら、あたたかいご飯を加え、僅かに醤油を垂らしさっくり混ぜあわせます。
●軽食
ライスバーガーのバンズ
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手ではつくれない厚みのライスバンズ。こぼれない硬さに整え、醤油をなでてやきます。
ナッツのフラットブレッド
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ザクザク、ゴロゴロ感がたまらない、ナッツのフラットブレッド。噛むほど甘みを感じる素朴なおいしさ。イースト菌なしでつくれます。
「ナッツを崩す」「生地を練る」「平たく伸ばす」「火通りよくする模様をつける」でウチグが大活躍です。
フローズンヨーグルト
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アイスづくりにもウチグの出番。凍った材料を、ウチグで削るように使います。ボールに全ての材料をいれてよく混ぜ、冷凍庫で50分、とりだしてかき混ぜ、さらに60分。よく凍ったら、ウチグを少しだけ温めて、アイスにあてて溶かすように混ぜていきます。
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