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【#12】ビジネス書評600冊やってみる 『ファンが増える!文章術』山口拓朗著

「またすごい本に出会ってしまった。」
読み終わった本のあちこちに「ハイライト」した箇所がある。

ボクはいつもKindleで本を読んでいる。
だから、学びの多い本と出会うとハイライトだらけになる。

本気でSNSをやりたいと思って手に取った。

Amazonレビューは高評価ばかりで、今のボクにとって読まない理由はなかった。

「自分らしく楽しくSNSで情報発信したい」
「SNSで情報発信続けたいが、ネタが尽きてしまう」

そんな人はきっと「読んで良かった」と思えるだろう。

SNS発信はシンプルに考えていいんだ。


筆者


山口 拓朗(やまぐち たくろう)
伝える力【話す・書く】研究所所長/山口拓朗ライティングサロン主宰
出版社で編集者・記者を務めたのちライター&インタビュアーとして独立。26年間で3,600件以上の取材・執筆歴がある。現在は執筆や講演を通じて「『らしさ』が光る文章の書き方」「人生上昇ライティング術」「ファンを増やすSNS情報発信術」などの実践的なノウハウを提供。セールスライティングやWEBライティングも多数手がける。 北京をはじめ中国の6大都市で4年間、23期に渡って開催した「Super Writer養成講座3DAYS」では1,000名以上の情報発信者を育成し、50名以上を著者デビューへと導く。


内容


「SNSで楽しそうに発信してる人とそうじゃない人の違いってなんだろう?」

それは「その人らしさ」があるかないかの違いだけなんだと筆者は言う。

「らしさ」を引き出してSNS上で自由に表現するーーそのためのノウハウが詰まっている本書。

「自分らしさ」って分かってるようで分かってないのでは?

他人のことはよく分かっても自分のことは案外わかってない。

だから就活で慌てて「自己分析」した覚えがある笑

「自分らしさ」を知るって本当に奥が深い。

やりたいこと、長所、短所、性格、価値観、、、

生き方を見直す機会になるかもしれない。



心に残ったトコロ


ここからは、特に印象的だったトコロを書いていく。


好きなことを発信しているとき、その文章にエネルギーがのる

SNSで記事を書いていて、「どうも筆が進まない」という経験は誰しもあるのでは。

ボクの場合、他人の目とか世間体とか気にして建前を書くとなりがち。

「筆が進まない=エネルギーが停滞している」なんだろう。

逆に、自分の好きなテーマだとスラスラっと「同じ手なのか?」というくらい早く書ける。

時間とか疲労とか忘れて没頭してる感覚。

書いた文章にはまさに「エネルギーがのった」状態。

読む人の心に響く可能性が高いのもうなづける。


あなたと同じ経験をしてきた人は一人もいません。
   (中略)
あなたの経験は、これからそれを経験する人の役に立つかもしれません。

「自分」という存在は本当にかけがえのないものなんだと思い出させてくれるトコロ。

SNSを始めたばかりの時ほど「発信するような実績も経験もない」と自信を失いがち。

そんな時に思い出してほしい。

今まで生きて経験してきたことはこの世でたった一人「自分」だけ。

だからこそ、SNSでシェアすることで誰かの役に立てるかもしれない。

「今の自分」を丸ごと受け入れちゃえばいいんだ。


世の中は、実は無色透明です。そこに色をつけているのは、いつでも自分

幸せだと思えば幸せなものが見え、不幸だと思えば不幸が見える。

世の中ってシンプルなものなんだ。

ブログのネタを探そうと、「楽しい気持ち」でいたら次々と楽しいことが起こった。

なんてことは、現実に起こりうる。

ボクは別のマガジンで「ツイてるを口癖にする」企画をやってるが、まさにそう。

ネタにもなるし、人生もどんどん展開していくし、一石二鳥でありがたい笑



まとめ


ここまで、ほんの一部をご紹介させていただいた。

気になる方は、本書を読んでみてほしい。

SNSで楽しく情報発信するための本であったが、人生を深く考えられる一冊でもあった。

「自分らしさ=飾らない本当の自分」だ。

自分らしい情報発信するとSNS上のファンが増えるだけでなく、人生が幸せになる。

本当に望む人生を歩んでるってことだから。

ただの文章術にとどまらない1冊。。



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