見出し画像

ストラスブールの青い薔薇

見出しの写真は、2006年8月にフランスのストラスブールの花屋さんで撮ったものです。青い薔薇は存在しないと聞いていたので、目を疑いましたが造花ではないのでびっくりして、思わずシャッターを切りました。

2009年にサントリーが青い薔薇「サントリーブルーローズ アプローズ」を生み出したのはニュースにもなりました。アプローズはもう少し紫がかった色のようですね。

するとこのストラスブールの薔薇はどうしたのでしょう。「吸い上げ着色」という方法で作ったのでしょうか。専門家が見ればすぐお分かりになることかもしれません。
この青い薔薇の葉のところどころに、青い色素が出ているのが観察できるので、着色かなと素人の私が推測しているところです。

値段も確認しませんでした

その後2023年5月にもストラスブールに行く機会がありました。

時の流れを感じる写真を紹介します。

2006年8月
Au Pont St. Martinがなんとか読めます

この時はひと休みするため入りましたが、去年は寄りませんでした。

2023年5月

このレストランはそれほど変わっていませんでしたが、大きく変わってしまったのが、ストラスブール駅です。

2006年の時は、工事中で駅全体がうまく写真に収められませんでした。

全面的に建て替えたのかと思ってしまいますが、そこはフランス、古い駅舎をうまく新しいガラス張りの卵型の中にすっぽり収めてしまう、という奇想天外な発想の駅舎に変わっていました。

「そこはフランス」などと気軽に書いてしまいましたが、ストラスブールはロレーヌ地方の中心都市ですが、フランスとドイツの間でその歴史の流れに大きく影響されてきた都市です。街中を歩いているだけで、フランスのようでもあり木組みの家並みはドイツのようでもあります。

木組みの家は2階の方が広い

国境で分けへだてることができないのが文化です。フランスには地域毎に豊かな文化があるので、機会があったらまたいろいろな土地を訪ねてみたいですね。

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