隠し持っていた「イカれたスピ狂い」という思い込みを、ようやく引き剥がしにかかる件

東京は酷暑が続いていますね。
なかなかブログの更新がままならなかったのも、多分そのせいです。
暑さと湿度がことさら苦手な体質でして。
…はい、冒頭から言い訳じみた独り言を呟いております。

ここから続く文章も完全に独り言なのですが（それはいつもか…）、ようやく夜中に一人で身体をよじって笑い転げる事態に久しぶりに遭遇したので、これ幸いにとひとつ重い腰を上げてみました。

これまでセッションをさせて頂いていて、何とは無しに消化不良を感じることがままあり、これは何なんだろうと考えてきました。

もちろん、自分の力不足でどうしても「これだ！」と思えるところまでクライアント様をお連れすることが出来なかった…と言えばそれまでなのかも知れないのですが、それより何というか、自分で自分のパワーにプレーキを掛けているような、そんな消化不良感。

どことなく自分の腹の底で感じている、漠然とした怖れ。
一方で、そんな怖れを抱いている自分を横目にほくそ笑んでいる、自分の分身のような存在。

ずっと感じていたソイツらの正体。

それが、「私はイカれたスピ狂い」という思い込み、コアビリーフだった模様でして。

この「イカれたスピ狂い」という、とてつもなく印象に残る言葉は、Spiritual Anatomy®で一緒にプラクティショナーをやっているエリナさんに去年の秋、頂戴したものなんですけれど。
その時は同時に、「無邪気に振舞う自分」やら「ミーハーな自分」やらにも強大なブロックがあって、そっちを剥がしに掛かってしまったため、今回のこれはちょっと宙に浮いてしまっていたのでした。

そう、「イカれたスピ狂い」（敢えて連呼）。
よくよく思い起こせば自分自身、小さい頃から魔女を主人公にしたアニメとかよ～く見ていたし、超常現象やら不思議体験モノの本やテレビも大好きでしたね。タロットカードに手を出したのも小学生の頃だったはず。
…すっかり忘れていましたけど。

で、この程度であれば、同じような（あるいはそれ以上の）体験・経験をされている方も多いでしょう。

問題なのは、そんな自分を『変な自分』『アホな自分』『人に見せてはいけない自分』と本気で信じ込んでしまい、『正常』で『まとも』で『人に見せられる』自分の世界とキッパリ分け、その間に強大な壁を築いてしまった事。

不思議なもの、未知の世界に対するものすごい憧れがあるのに、それを絶対に表に出しちゃいけない、という思い。
そして表面上は全然真逆なキャラクターを演じ切ってきた。
本人ですら、それが演技とは思いもよらないくらい精巧に。

それでも、ですよ。
カウンセラーになるってのに、わざわざ魔法を公言しているMomoyoさんに師事しちゃうとか、やっぱり魂が求めるものって隠せないらしく。

そして、憧れた世界で存分に生きたいのに、やっぱりダメッ！ってブレーキ掛ける潜在意識との間でずっとつばぜり合いを続けていたのが、これまで。

あらららら…、なるほど。

さて、コアビリーフを見つけました。（正確には再発見。）
次に、これをどうやって引き剥がすか、ですね。
自然な、本来の自分に戻っていくために。

通常であれば、この「私はイカれたスピ狂い」という言葉を紙にでも書いて、これが思い込みであることを自分に刷り込み、切り離していくというのがセオリーかなと思うのですが。
今回は多分、逆の方法を採った方が手っ取り早いでしょう。

それはつまり、敢えて私が思う「イカれたスピ狂い」をやって行く！！

…どどーん。
どうしよう、なにをしてやろうかしら。

神社やスピリチュアルスポットめぐりとか？（⇒フツーに相当行ってるじゃん…面倒でブログに上げないだけで）
怪しい石でも調達してきて、毎日祈祷の真似ごとでもする？（⇒誰も知ったこっちゃないわね）
魔女コスプレ？（⇒意外とハマってしまうかもよ）
変なこと書いたブログ上げちゃう？（⇒今まさにやっているし）

…やばい、この程度のことしか思いつかない。
実に大したことないじゃん！！
この程度で「イカれた」とか言ってたら、その筋の方々（誰？）に呆れられちゃうわね。
バカバカしい…。

と思った瞬間から、腹の底から巨大な笑いがこみあげてきて、しばらく立ち上がれないくらい転げまわりました。

そう、一体なにを怖れていたんだろう。
実にくだらない、くだらなすぎる…笑いが止まらない！
これからのセッションは、ガンガンにスピリチュアル寄りを意識して行ってみよ～！！
それ自体は、どうせ大したことじゃない － それどころか、むしろニーズに沿うことになるはず！！！

…こんな風にしても、コアビリーフって引き剥がれるんですよ～。
今回はむしろ、吹っ飛ぶと形容した方が近いかもですが。

こんな方法もあるってこと、少しでもどなたかの参考になれば幸いです♪

≪巻頭写真：Photo by freestocks.org on Unsplash≫