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Word でオリジナル参考書を作ろう!デジタルノートのメリットとコツ【学習】

授業や講義の内容をノートに取るとき、あなたはアナログ派? それともデジタル派?

私はというと、圧倒的にデジタル派です。文書作成ソフトの Microsoft Word を使い、ノート作りをしています。


デジタルのメリット

個人的に良いと思うポイントは、4つあります。

学習の手間を省ける
劣化しない
かさばらない
自由度が高い

学習の手間を省ける

文字の癖は、その人の書き方ではなく、文字フォントのデザインに依存します。そのため、常に同じ品質で残すことができます。少なくとも、書いてあることが理解できない、という事態にはなりません。

文字サイズ、字間と行間、文字色なども自由に変更できるため、文字のバランスを気にせず、ノートの重要部分を簡単に整理することができます。

また、シャーペンの芯などの消耗品の問題もありません。学習面以外の煩わしさがなく、目の前のことに集中できます。

劣化しない

紙のノートは使い続けると、全体的に汚れたり、端がボロボロになったりしがちですが、パソコンなどで作成したファイルは劣化がありません。

ファイルを保存するハードウェア自体の経年劣化がありますが、それはまた別の問題なので、ここでは省略します。バックアップがあれば問題ないですしね。

かさばらない

紙のノートは、科目や分野の数に比例して、持ち運びや保管に場所を取ります。

デジタルの場合、スマホなどのデバイス1台数百のノートを持ち歩くことができます。テキストだけなら、端末の容量をほとんど使いません。以前にまとめた何十、何百ものノートを引っ張り出したいとき、フォルダに整理されていれば、すぐにファイルを参照することができるので、非常に便利です。

自由度が高い

Word などで一度作成したファイルは、ほかのデバイスから閲覧できるようにしたり、PDFにしたり、印刷して手元に置いたり、後で簡単に修正したりと、様々なことができます。

また、複数の参考書の解説を組み合わせて補完したり、インターネット上の分かりやすい記事を引用したりして、自分だけのオリジナル参考書を作ることができます。

活用の可能性は非常に高いです。

デジタルのデメリット

もちろん、デメリットもあります。

目が疲れる
パソコンの故障や電源の問題
授業中にパソコンが使えない

目が疲れる

これはパソコン作業全体に言えることですが、基本的に目を酷使します。

対策としては、デバイスの画面を夜間モードにする、ブルーライトカットのメガネをかける、サプリメントを飲む、目薬をさすなどがあります。

パソコンの故障や電源の問題

こちらもパソコン作業全体に言えることです。パソコンなどのデバイスは、使用中に突然使えなくなったり、電源が落ちたりして、保存できなくなることがあります。

対策としては、Google ドライブや Dropbox などのクラウドストレージに元データを保存しておく、日常的にバックアップを残しておくなどがあります。

授業中にパソコンが使えない

これは・・・仕方ないですね。基本的に、中学や高校にはそういう体制がないので、手書きがほとんどだと思います。私も当時は、授業ノートをもとに Word ファイルにまとめ、復習していました。

現在は、情報系の大学ということもあり、ようやくパソコンを使いながらノート作りができるようになりました。

ノート作りは自己満足なのか

よく「ノート作りは自己満足で、時間の無駄!」なんて言われます。それは、デザイン面や作業面を意識しすぎるからなのかなと思います。

私の場合、情報の質を重視し、参考書を作るように、誰に見せても分かりやすく、伝わりやすいノートを目指しています。

ノート作りの軸としている部分は、次の通りです。

全体の構成は「対象:説明 or 補足」とする
重要な単語は、青の太字で表す
ラインやマーカーは付けない

とにかく不要な情報を削ぎ落とし、ページを見た時に何が重要なのかが一目で分かるようにします。

また、ノート作りをする際は、板書や参考書などの説明文を見ながら行うことが多いと思いますが、基本的にはそのまま写すことはしません。複数の参考書や Web サイトを確認して情報を整理し、「本当に書いてあることが正しいのか」「より分かりやすい言い回しはないのか」などを自分なりに考え、まとめていきます。その過程で新たな気づきや知識を得ることもあります。

なので、本当に無駄なのかというと、そうではないと思います。

余談

ちなみに、私自身がデジタル派である理由の1つに、左利きであることが挙げられます。

国語以外の授業でノートを取る場合、左から右へ書くので手が汚れるんですよね。その汚れによって、書いたページがさらに汚れてしまう・・・なんてこともあります。そのため、ハンカチを敷くなどして対策していましたが、書いていく文字は見えづらくなりますね。すぐに隠れちゃう。

ほかにも、手振れで直線が書けないのが嫌で、いつも定規を使って文字を書いていました。

授業中は「これがパソコンでできたら楽だろうなー」と思っていました。

最後に

個人的には、Word でのノート作りがよい学習習慣につながっていると感じています。まとめたいことがある場合に、非常にオススメです。

最後になりましたが、数あるサイトの中からこの記事を最後まで見てくださった方にお礼を申し上げます。どうもありがとうございました!

少しでも参考になれれば幸いです。


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