日焼け止め、何使う?
(画像:pinterestより拝借)
もっと早くからやれよってツッコミが入りそうなテーマで申し訳ないです…笑
だけど、前回もお話しした通り紫外線は一年中降り注いでいるので参考にして貰えたら嬉しいです😣💕
夏になると日本のドラッグストアでは日焼け止めコーナーが出現しますが、あそこに置いてあるものは基本的にSPF50+PA++++のものが並んでいるかと思います。
どれが良いか悩むし、判断基準としてきっと口コミが良いものを選ぶかと思います。
でもSPF50+PA++++になると最早どれも同じ。
これは良い意味でも悪い意味でも。
だから少しでも自分に合った日焼け止めを選べるように参考にして頂きたい事、知っていて欲しい事、私が使ってる日焼け止めの紹介をしていきたいと思います。
SPFとPA
SPFはUVB、PAはUVAに対するサンケア指数です。
そして成分によってもUVBに効果的なもの、UVAに効果的なものがあります。
成分表示は配合量が多いものから記載し、1%以下のものは順不同というルールがあります。だいたい上から5,6番目まではその製品の中で多く配合されてるものと言って良いと思います。
この日焼け止めはどっちかって言うとUVBに効果的な成分が多め(=夏用)なんだなぁ
みたいな見方が出来るので、全部は覚えられなくても少しだけでも知識として入れておくと役に立つかと🥰
レジャー、屋外での活動が主な人以外はSPF50+PA++++も要らない。
実はね。
でも正直数字が大きくて+がいっぱい付いてる方が強そうって思っちゃいますよね😂
SPFの数字は自分の肌が何もつけないで紫外線に当たった場合赤くなり始めるまでの時間、を、どれぐらい長く引き延ばせるかを示してます。
例えば、何も付けていない場合20分日光に当たって赤くなる人がSPF50の日焼け止めを使ったとします。
20(分)×(SPF)50=1000分=約17時間
約17時間日光に当たって赤くなると言うことになります。
17時間日光に当たり続けるとか
松崎しげる目指してるだろ。
つまり日常生活で買い物に行く程度の外出であればSPF10とかでも良いってことになりますね。(上のツッコミからの切り返しが怖い)
ただ、地球温暖化でオゾン層が壊れ始めてると習った小学生の頃から何年経ってるって話。もうぶっ壊れて海外なんかはUVCもバンバン降り注いでるでしょ絶対…て思うのが私の本音です。
しかも紫外線は家に居たって降り注いでるし、常時紫外線浴びてるに等しい。
勿論サンケア指数が強力になればなるほど肌負担は大きくなります。
肌が弱い方は自分の肌に負担のないものを選ぶべきですし、SPF50も使う必要も無いけど、強力でも荒れたりしない方は天候に合わせて(特に夏は)サンケア指数の高いものを使ったほうが紫外線によるダメージは防げると私は思ってます。これはまじで根拠のない自論😂
ただし!!日焼け止めは塗り直しが一番大事なので、2時間おきぐらいに塗り直しても肌に負担がかからないものを選ぶのがベストオブベストだと思います!!これは絶対!!
吸収剤と散乱剤
日焼け止めの成分にはこの2つがあります。
吸収剤
吸収剤は化学反応を起こして紫外線を熱エネルギーに変換してくれるもので、合成物質です。
◉メリット
透明で白浮きしない。
紫外線防止力が強い。
きしまない。
◉デメリット
化学反応によるアレルギー反応を起こす人がいる。
皮膚から吸収し体内に取り込まれることが分かった。
吸収剤として使われてる成分
オキシベンゾン-9
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(UVB吸収)
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル(UVA吸収)
オクチルトリアゾン
パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル
など…他にもあります。
今使っている日焼け止めの成分表示に似たような名前の成分があれば調べてみると吸収剤と出てくると思います。
また日本で売られている日焼け止めで最も良く使われてるのがメトキシケイヒ酸エチルヘキシルです。
散乱剤
散乱剤は物理的に紫外線を反射してくれる天然の鉱物。
◉メリット
肌に優しい
◉デメリット
白浮きしやすい。
吸収剤に比べると弱い。(使用感を優先するとSPF15程度が限度)
金属アレルギーを起こす人もいる
散乱剤として使われる成分
酸化チタン(ロングUVAに弱い)
酸化亜鉛(ロングUVAに酸化チタンより強い)
こう書くと散乱剤のほうがデメリットが多くて吸収剤のが良いってなっちゃいますよね…😥
ただ、吸収剤のデメリットである人体と環境に悪影響を及ぼすという内容が深刻かなぁという印象。
吸収剤は身体や環境に害を及ぼすものもある
オキシベンゾン-3とメトキシケイヒ酸エチルヘキシルは環境ホルモン作用があると示唆されています。まさかの日本で最も使われてる成分メトキシケイヒ酸エチルヘキシルも…
環境ホルモンが何なのかっていうところなんですが、
一口にこういう物質らしい。
環境ホルモンによって引き起こされる問題として、
がん細胞の増殖
子宮肥大
男性ホルモンの阻害作用
などがあるそうです。
海外では環境ホルモン作用が懸念される成分を配合した日焼け止めを使用して遊泳することを禁止していたり、販売も禁止されていたりするそうです。
この成分によって海の生物に影響が出て、生態系を壊すからだとか。
じゃあ散乱剤の日焼け止めを使えば良いかと言うとそこにも落とし穴があったりするんです。
ナノ化された散乱剤
吸収剤を使用していない日焼け止めはノンケミカルやケミカルフリーという言葉が添えられていたりします。恐らく目にした事があるかと。
なんか良くわらからんが良さそうな印象を受ける。
ただ、散乱剤は散乱剤だけでは白浮きしてしまう為、肌馴染みを良くするためにナノ化されていたりします。
このナノ化が少し厄介で、ナノ化というのは粒子を小さくする事で、肌密着が良くなる(つまり白浮きしない)のでしっかり落とさないと金属アレルギー反応が如実に出てきます。
私も散乱剤のみ使用し、かつナノ化されていない日焼け止めを使ったことがありますが、ナノ化されてなくてもまぁ落ちない😂笑
また、散乱剤のナノ粒子に関しては経皮吸収はされないそうですが、付属器官(毛穴や汗腺)、傷からは微量ながらも吸収の可能性があるそうなのでアレルギーを引き起こす場合があると思います。
………
この環境ホルモンに関してとナノ化について正直書くか迷ったとこなんですよね。
とくに環境ホルモン作用に関して。
日本で売ってる日焼け止めは高確率で吸収剤を使ってるし、健康や環境に悪影響と分かってても使い勝手の良さとか紫外線防御力考えると使いたい。
そしてこんな事を書いてしまうと日焼け止めを開発してる多くの企業に対してリスペクトが無いよなぁ…って。
じゃあ何で書いたんだって話なんですけど、
最終的に何を優先し、選択して使用するかは本人次第で、ただ、その選択をする上であらゆる知識を得て決定して欲しいと思いました。
たった一人の問題ならまだ良いかもしれない。
だけど体の小さな子供が使った場合、妊婦が使った場合、つまり家族がいる人は一人の問題ではないし、海の生物にも影響があるなら海や川に入る時は違う日焼け止めを使おうという判断も知識があれば出来ます。
ただあまり神経質になり過ぎても大変だし疲れてしまうので程々に。
私自身も最初この事実を知った時は絶対安全なやつ探さなきゃ!と思ってました。
吸収剤不使用で出来るだけ紫外線防止力が高いものを…と。
ですが、自分が使ってる韓国ブランドのクッションファンデの全成分を見たらメトキシケイヒ酸エチルヘキシルが使われていました!笑
その事実を知ってもうだーめだ!🤪となって探すのをやめました👏ワロス
幸い私は海に入るのが嫌いなので(海外の綺麗なとこは別だけど)取り敢えず今は自分が気に入ってるものを使うことにしています😇
使ってる日焼け止め
資生堂のSUNMEDIC
Bioreのアクアリッチ
大事な日と思い出したら貼る日焼け止め
気休めの飲む日焼け止め
これがスタメンです。
吸収剤を使っていなくて且つSPFとPAが高く、且つ成分が良くナノ化されていないものを求めた(欲張り)結果、画像右下とその隣の丸缶の2つにたどり着いたので一緒に紹介したいと思います!
SUNMEDIC
これは顔に使ってます。
体にも使えるんですが、10年ぐらいビオレを使ってきた身としてはちょっと伸びが悪くて、コスパが悪いので顔だけに使用しています。
あとビオレはアルコールが強いので私の顔面の皮膚だと若干炎症が出るので優しいサンメディくんにしたところ赤くなったりしなくなりました。
これを使おうと思った経緯は吸収剤からは逃れられないけど少しでも配合量少ないもの使いたい…みたいな思いで出会った日焼け止めです。
だいたいの日焼け止めは2、3番目に吸収剤が入ってくるんですがこちらは5、6番目という僅かに(僅かに)少なめだったので、ビオレ使い続けるよりは良いんじゃないかみたいな思いで買いました。結果ビオレ使ってるけど()
アクアリッチ
こちらは体用に使ってます。
みずみずしくて伸びが良いので大好きです。
本気で10年以上愛用してます。
難点は服に着くと黄色くなるので塗った直後は服が着れないこと。改善されて欲しい。切実に。
貼る日焼け止め パッチMD Sun away plus
今年出会ったばかりで日焼け止め以外にもいろんな種類がある。効果があるかは謎。
ただ海外では結構主流らしいです。
成分はビタミンD3、ビタミンC、ビタミンE、セレン、ビタミンB3等々
まあまあ高いので夏が終わったら一旦止める予定!
飲む日焼け止め アエナのウブノン(UV-NON)エクストラパーフェクトホワイト
こちらは朝4粒飲むようにしてます。
なんか変な味で無意識に抵抗してるのかよく喉に引っかかる笑
定期購入で飲んでましたがこちらは今ある分でもう辞めよう〜って事で解約。
効果としてはリポソームビタミンCと併用すると肌の透明感が増して良かった気がしています✨
ただいっぺんにこれだけの対策をしてるので何がどれだけ効果を発揮してくれてるのか正直分からない…()
なので貼る日焼け止めと飲む日焼け止めは辞めようという判断に至りました✊
そして最後にアメリカの日焼け止めBADGER
と沖縄生まれのサンゴに優しい日焼け止めについて
BADER
こちらはPAの記載がないので恐らくUVAはカットしてくれません。
ただ成分がシンプルで吸収剤不使用。ノンナノです。テクスチャーはこっくりしてて伸びが悪い!笑 そして洗ってもなかなか落ちない…
ただただ優しさを追求した為肌荒れはしませんが日常使いはしないなぁという結果に。
サンゴに優しい日焼け止め
こちらも吸収剤不使用でシンプルな成分。ノンナノです。しかも吸収剤使ってないのにSPF50+PA++++!!これは奇跡!!
名前の通り環境ホルモンによるサンゴや海の生き物への影響を考え開発された日焼け止めです。正直吸収剤使ってないのにこのサンケア指数を実現出来たのかは謎…成分は散乱剤以外だと確かユーカリ、ローズマリー、ラベンダー、ハッカ、ミツロウとかだったかな…匂いもスーッとしてて凄く良い匂い💛
ただこちらも伸びない!!そして落ちない!笑
成分がシンプルなだけに仕方ないけど摩擦が的な身としては顔に塗るのは絶対無理…
あ、勿論ノンナノなのでバツグンに白浮きします💭💭💭笑
でも間違いなく環境に優しい日焼け止めなのでリゾート地行く時はこの2つ持っていこうと思ってます🌸
せめて伸びが良くなるように改善して欲しい…サンゴに優しい日焼け止めに至っては指ですくうことも出来ないので指の節で潰してこそぎ取ってますwww
開発者さん改良よろしくお願いしまーす!!(大声)
以上!
今回も長ったらしい文章を書いてしまった…
内容も賛否両論ある内容になってるからドキドキです……が!
ここまで読んで頂きありがとうございます😢❤️スキを押して貰えたら泣いて喜びます!
それではまた次回〜👋
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