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10年勤めた会社を辞める話~退職の意向を伝える~

今の仕事を続けてかれこれ10年になった。

シングルマザーになって
なんとか子どもを育てないといけないという一心で、
だけど仕事ならなんでもいいというわけでもなく
必須条件のクリアと
好奇心とチャレンジ精神をくすぐられ
今の会社に入った。

初めての分野、業種だったため苦労した。

今の仕事が嫌かと聞かれると
そりゃ好き嫌いは多少あるし苦手もある。
専門知識を用いるし
常に知識をアップデートしなくてはいけない。

全部が全部好きとは言えないが
大変ながらもここまで続けてこれたのは
プロジェクト完了の達成感と
なにより様々なことにチャレンジできたからだろう。

つまり退屈とは無縁だった。

だけどその中には自己犠牲がとても多く
休みも休みじゃないことばかりだった。

「期待している」「頼りにしている」という言葉は
呪文のようにのしかかった。

最近は内省の時間も取るようにして
今後のこと、自分らしさについてよく考えた。

何周も何周も考え、
いつもいつも同じ答えにたどり着く。

居るべき場所はここではない。

そう答えが出ているのにずっと決断が出来なかった。
辞めたら回らない、担当のお客様は?、今している仕事は?。
だけど言い逃れできないほど辞める理由が多く大きくなった時、
半ば勢いで決断し、期限を切った。

そして、一ヶ月ほど温めてついに退職の意向を伝えた。

意外にも穏やかに話は進み承諾を得た。

退職してもいくつかの仕事は継続することになった。
この話はまた今度改めて記事にしたいと思っている。

ここからが大変だけど、
とりあえず少し肩の荷が下りた状態で
4日間の連休に入れた。

心底ほっとした。穏やかに過ごそう。


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