18歳で潰瘍性大腸炎と言われて①

【はじまり】
2006年1月積もった雪もまだ残る頃大学病院で医師から
『これは潰瘍性大腸炎だねぇ。腸の状態みた?パンパンに腫れてて通り道がない状況でこれじゃ帰れないから入院だね』
と、言われました。(そりゃ内視鏡やったら激痛だよね)

かいようせい?だいちょうえん??何それ。
聞いたことのない病名、激しい腹痛、倦怠感、高熱が続く中めっちゃ動揺したのを覚えてます。
(点滴は利き手の右に入れられて超不便)

今みたいにネットもあまり復旧していなくて調べる術も今より少なく大袈裟な言い方をすると『このまま死ぬのかな?』と不安になりました。
(後から両親が極厚の家庭の医学で調べたそうです、病状が悪化すると命の保証が無いとも書いてありました(後に主治医にも言われました))
この時の使用薬はステロイド60mg、水分、固形物の摂取は禁止で所謂絶食でした。
ここから約10年の闘病が始まります。


【このタイミングでこのnoteを書いた理由】
こんにちは、fox♂です。
今までいくつか記事を書いてきましたが時系列や抜けてる部分が多々あり削除等したのでここの記事で一気に改めてどどんと書こうと思います。
イメージがつきやすい様に画像や写真も間に入れていく(予定)ので患者本人もそうですが、家族の方、パートナーの方も是非読んでみて下さい。
それは言うまでもなく正しい病気への理解(各々考え方等はあると思いますが)と何より患者本人の気持ちを少しでも分かってもらいたいからです。
(きっと見えないストレスを感じやすい人が多いと思います)

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