【Nintendo】スーパーマリオオデッセイとは60点くらいの気持ちで付き合っていきたい。

2018年2月11日 02:11

すべてから解放された後に『スーパーマリオオデッセイ』を買ってきて、1か月半くらいじっくり遊んで、とりあえずの当面の目的を達しました。たしかに面白かった！面白かったけど……というところも含めて振り返ってみたいと思います。（発売から日数が経過しているので若干のネタバレあり）

結論としては、プレイできるならプレイしておかないと損です。（バーフバリと同じススメ方）

最近のニンテンドーはどうかしている

『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』の時点で薄々気が付いてたんですが、ニンテンドーが何かをつかんだ気配があります。ゲームプレイ中の「発見のたのしさ」や「次はあそこへ行ってみよう感」や「止め時のなさ」やなんかそういう言葉にするのが難しい概念をつかんだ気がする。（とブレスオブザワイルドの制作秘話で明かされていましたね）

特に都市の町ニュードンクシティでは高低差を活かした仕掛けたが盛りだくさんでありマリオ世界では貴重な一般人の皆様がうなるほど転がっているのでイタズラを仕掛けているだけで最高に楽しいですね。（高所からぶっとんでタクシーに轢かれる天津飯ごっこもできる）

楽しい観光旅行

全体のボリュームは相当でかいけど訪れる「国」単位は迷子になるほどの広さはないので手ごろな観光が楽しめる作りになっています。（観光マップもある！！）ブレスオブザワイルドの時は最初の指示を完全に無視してI CAN FLYをした（※）ものですが、さすがにそこまでの自由さを許さないのがマリオブランドだ。かなり安心してゲームを進めさせてくれます。ビギナー向けお助けモードもあり誰にでも優しい。ゆったりのんびり記念写真を撮りながら楽しもう。

※ブレスオブザワイルドでの最初の自由行動とそのケジメ。（Wii U版）

一張裸で駆け抜けろ

本作では衣装チェンジのバリエーションが豊富でコインを消費して様々な衣装を着こなすことができる。衣装による有利不利はなくいので気分で着替えることができる。ステージの環境によっては寒そうだったり暑がったり場違いだったりと様々な反応があるのでいろいろな服装を試してほしい。なお、私は可能な限り服を脱いだ状態でプレイする奇病を患っているので常にパンツ服でした。

なお、ニンテンドーは全裸プレイに対するホスピタリティに定評があり「ブレスオブザワイルド」も雪山での全裸プレイへのコメントや店員各位の視線の泳ぎ方やら反応やらが非常に新鮮だったので再プレイするときにはぜひ試してみてください。

スーパーマリオオデッセイでも微妙に全裸プレイに対しての反応があるのでぜひぜひ試してみてね！！

※全裸メットで荒ぶる構えをとるおっさんを眼前にして目を泳がせる市長。

※隠し要素のヒントをもらう前に普段着で話しかけただけでほめてもらえた。

※全裸で結婚式をぶち壊しにきたおっさんに対する正当な罵倒。

面白いんだけど……なところもなくはない。

まず操作性。今時まっすぐ走れないのはつらい。3D操作が下手なのもあるけど軽快に足を踏み外して地平の果てまで落ちていくこと数十回。視点も含めて次回細工以降では解消されるのかなー。

そして謎のトップビュー時の挙動。画面を真上から見下ろした場合、中央の十字線を境にコントローラの操作方向が変わる。具体的には残酷弾丸キラーにキャプチャーしてUターンさせながら抜ける通路があるんだけど、左折しながらUターン中にコントローラの操作が急に反対方向になる。画面の左半分に移動した時点で左折するには右を向く操作をしなければいけない。失敗すると「て」の字のような動きをして壁へ激突→即死という試練が待ち構えている。

そんな操作性の悪さ＝攻略難度としているステージが少々あって、そういうステージには付き合えない。スーパーマリオオデッセイは100点満点で1200点くらいのゲームだけど、付き合いきれない場面があるから初めから全部のボリュームを食べつくすつもりではなく、出された料理の60%くらいを食べる気持ちで付き合うのが精神衛生上は良いかもしれない。（つらかったのでクリア時のスクリーンショットは撮っていない）

油断するととんでもない大穴に囚われることになるので程よい距離感を保とう。