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kuronekopunk
頼むから胎界主を14話『壊す力』まで読んでくれないか。
よく来たな。お望月さんだよ。
前回からしばらく間が開いてしまったが胎界主を読み進めることができたので紹介したいと思う。きっとみんなは読んでいるんだろうけど、まあとにかく紹介していきたいと思う。
(これまでのあらすじ)
鮒界市を牛耳る君主オーバーロードである東郷家の跡取りが何者かに殺された。苛烈な君主は復讐のために鮒界市に巣食う暗黒組織や警察、墓守、悪魔勢力を相手取り復讐を開始する。
「なんだこれは上から聞いていた話と違うぞ!?」うろたえるのも無理はない。なんか影の薄いアイツの話はあとだ。とにかくおれは14話『壊す力』まで読み、哀しくも激しい君主オーバーロードの悲しみを知った。
ヤクザ伝説という物語の軸
これまでのストーリーで発生した有形無形の「圧力」の正体が東郷家だ。君主に奉仕するため、東郷家に対抗するため、東郷家から逃れようとして、発生した圧力の因果が第14話『壊す力①~③』なのだ。 俺はこの話の軸を発見したことにより、マスター・尾籠憲一にさらに深くリスペクトをささげることになった。
東郷家はシンプルな法則で行動している。つまり跡取りは偉い。子孫は大事。我々にわかりやすい価値観を持っている。その最も大切な要石が破壊された場合、何が起こるのか。暴力の大雪崩れだ。
非常に巨大な大スペクタクルアクションが発生して真の男と真の男がぶつかり合い東郷家をめぐる物語は一つの結末を迎える。凄まじい筆力。できれば大きな画面で読んでほしい。
未来へ
恐らく物語の本領発揮はここからなのだろう。
「こんな序盤でその調子じゃこの先生きのこれないぜ!」とガンスリンガーに笑われるかもしれないが、小さな理解に満足を得られるのは心が擦り切れていない「家族期未満」の特権だ。
▼嗤うガンスリンガー
おれも筆を置き、この先の世界へ進むことにしよう。
【必修】マツモトキヨシ氏の入門書を置いておきます。
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