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痛い🤕を聞く

仕事帰りの梅子さん。
お弁当箱と水筒を洗い、手洗いうがいと片付けを終えてからソファーに座った。
テレビを見ながら、眉間にシワを寄せ始めた。
旦那氏が心配して『どこか調子悪いのでは?』と言うので、筆談とイラストで聞いてみた。

痛いか痛くないのかから質問は出発

梅子さん『A痛い💦』

😭
痛いのか💦💦💦💦💦
やばいか⁉️

次に全身のイラストを書いて聞いてみた。

全身のイラストを見せた

私『A頭・B胸・C腹・D手・E足、どれ❓』

梅子さん『E足(小声)…C腹‼️(ハキハキとした声)』

なるほど🤔
多分、足は霜焼けのことをさしていたかもと思った。
本命は、Cの腹だろなぁ…と思った。
ただ、熱もなく、顔色も良い。

私『トイレは?』

梅子さん『トイレない‼️』

声もハキハキしてる。
しばらく様子見だな…
便秘の可能性があるな…と思ってそのまま観察することにした。

コミュニケーションがとれないと、正直、体調不良の時は不安しかない。
でも、選択肢ができるなら、こちらからの声掛けで症状を教えてくれる。

ただ、失点があるとするなら、後ろ姿の絵カードも必要だった事💦

後から追加💦

もっと精巧な絵カード(首や喉等の部位の追加・痛いだけではなく、痒いも必要)を用意する必要があるなと思った。

とはいえ、分かりやすくたずねたら教えてくれた梅子さん。
こういう時、療育で選択することを教えていて良かったと思った。
(*^_^*)

日頃の療育や教育の成果は、こういう所で本領発揮してくる。

出来ないのではない。
練習量が足りないだけ…

よく療育センターの先生がおっしゃっていた言葉だ。

練習量を確保して教える事…
そこには、子供が必ず獲得してくる‼️という信頼が必要。
子供に信頼がないと練習量も足りないまま、フェードアウトしがちになる。

後、方向性さえ間違えていなければ、必ず努力量が後押ししてくれる。
無駄な努力はない…と言うが、その通りだと思う。
とはいえ、努力により花開くかどうかは、方向性で決まるのも確か。
努力する前に、方向性はよく定めておく必要があると思う。

言い換えれば、方向性が間違って入れば努力量が十分でも上手くはいかない(経験談)

それが『適切な療育』…

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