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八宮めぐるの「ポジティブ」があるから明日を生きていける

八宮めぐるを色で表すとしたら間違いなく「黄色」だ。それも眩しすぎるぐらい明るいものでまるで一等星の様だ。だから今まで気づけなかった。一番近くにある一等星の存在に。そこで今回は私がめぐるから得た学びと光り輝くめぐるの「ポジティブ」を伝えていこうと思う。



ポジティブな人とは

そもそもポジティブな人とはなんだろうか。
いつも楽観的に物事をとらえ、「どんな事でもきっといい方向に向かっていくだろう」と思うこと

これもポジティブと言えるのだが、私はポジティブな人とは負のエネルギーを多く正のエネルギーに変える原動力を持っている人の事だと考える。どんなに明るい人でも常に楽観的に物事をとらえられる人は存在しない。人間である限り表情に陰りを見せることは必ずある。だから、世間一般にポジティブな人と思われている人物は人知れず溜まっていく負のエネルギーを多く正のエネルギーに変えているからポジティブな人という評価を得ているのだと考える。



八宮めぐると色の観点

めぐるを紐解く上で大事になってくるのは色の観点だ。めぐるは色についての発言を多くしている。恐らく、人より色を気にして過ごしているのだろう。それは感性とも捉えられるが、「他人から見える自分」を気にしているめぐるの深層心理からくるものである。
その一部が垣間見えることになるコミュが【チエルアルコは流星の】である。
このコミュではめぐるはアクアリウムショップの水槽を眺める。すると、1匹だけ色の違う魚がいることを見つける。

このような発言をするのには理由がある。

別コミュ  Star  n  dew by meにてめぐるがハーフである故に学校に居づらかったような示唆がされている。
つまり、めぐるは1匹「色」の違う魚に自己投影しているということになる。

他人から見える自分の気持ちと自分から見る自分の気持ちには乖離がある。教室でひとりぼっちのあの子は、もしかしたら寂しいのかも知れないし、そうではないのかも知れない。その感情は他人にも、はたまた自分でもはっきりと分からない感情だ。だからめぐるは「なんて言ったらいいのかわからなくなっちゃった」という言葉で締めくくる。
心なしか水槽に映るめぐるの表情は何処か不安そうに見えた。ひとりぼっちになると生まれる「わからない」感情こそがめぐるの弱さなのだろう。そして、めぐるは去り際にこんな言葉を発する。

黒色の感情の自己投影である魚に「とっても綺麗だよ」と言えるめぐるは間違いなくポジティブだろう。この黒色の感情を受け入れて、それでもなお黄色くあろうとするところは間違いなくめぐるの強さであり、ポジティブたる所以なのだろう。

そして、trueENDコミュ  無重力のウテナにてこのような発言をしている。

人間の五感による知覚の割合は視覚が83%とかなり多くを占めている。その中でイメージを創り出すのは色だ。例えば、黄色は好奇心・幸福・光・活動的・軽快・エネルギー・希望・明るさなどで、黒色は暗闇・死・恐怖・悪・沈黙などだ。そんな色をめぐるは「心で見ている」と答えている。
普通は色という視覚情報からイメージを創り出し、それが差別や偏見に繋がることも多々ある。しかし、めぐるは色を心で見る。つまり、例に上げた色の印象以外も見ることが出来る。だから、誰とも分け隔てなく接することが出来るのだろう。この「色を心で見る」事は私達が社会を生きていく上で大事な事であると思う。その事を八宮めぐるは気づかせてくれた。 


八宮めぐるの色の見方

前述の通りめぐるは色を心で見ている。その為、誰も見ることが出来なかった色を見出してイルミネーションスターズを、そして自分を救ってきた。それが顕著に現れたコミュが「くもりガラスの銀曜日」第2話 素敵色のハニィだ。

めぐるは真乃と灯織に会いたいが為に遊びの誘いを持ちかける。そして、金曜日に予定が合うことが分かり、3人は胸を膨らせる。
しかし、なかなか予定が合わず真乃は一人で行動することになる。そして時間はあっという間に流れ夕方。

会えない寂しさから気持ちが憂い、曇り色の表情で道を歩いていた。すると、道でバッタリめぐると遭遇する。出会って早々、めぐるは真乃のメッセージの誤字の指摘をする。どうやら金曜日を打ち間違えて銀曜日になっていたようだ。この「銀曜日」という言葉は真乃の心情の現れだろう。2人に会える黄色に輝く金曜日が会えない事によって曇り、黒が混じって銀曜日に変容したのだろう。
そんな「銀曜日」をめぐるは肯定する。


 

銀色という影や冷たい印象を持たれる色をめぐるは「どこでも無いけどありそうな、ちょっと素敵な響き」と捉える。一人の寂しさはめぐるが一番分かっている。しかし、それを否定するのではなく、ありのまま受け止める。だから「銀色」からポジティブな色を見いだせるのだろう。

また、HappyFunnyLuckyの歌詞からめぐるの色の見方が現れているものがある。

おっとはみでた     黄色
そうだこれで   虹をかけよう

色の見方次第で人の印象、感情は何色にもなれることをめぐるは教えてくれた。




終わりに

八宮めぐるは私にとっての一等星だ。めぐるのポジティブは何処までも黄色く光り輝いて、私の心までも黄色に染めてくれた。もし、めぐるのように「色を心で見る」ことが出来るなら、負のエネルギーを正のエネルギーに変換することが出来るだろう。すると、私達の心は黄色に、ポジティブになって明日を強く生きていけるだろう。一プロデューサーとしてそう確信している。










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