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文章サロン「放課後ライティング倶楽部」誕生秘話

書く人たちの居場所を作りたかったヤスです、こんにちは。

「ヤスくんのさ、文章の書き方講座みたいな?あったら受けてみたいな~」

2019年12月。作家さんの講演会にゲストでよばれ(スタエフのゲスト参加みたいな感じ)こんなにスベる?ってくらい舞台でスベりたおし意気消沈。


その数週間後に、講演会の主催者さんが「ヤスのなぐさめ会」を飲み屋でひらいてくれました。私は失敗を忘れたいがためワインをがぶ飲みしていました。ビールワインワインビールワインワインワイン。


「おれの、書き方講座?……ふっ。あんなにスベリたおしたおれの話なんて聞きたい人いるの?」


卑屈全開ぐちぐちパワー。お酒の力を借りて泣き言を言いまくっていたときに、唐突に冒頭のセリフを言われました。


「ヤスくんの文章は、作家みたいなプロっぽさはないし、「これくらいなら自分でも書けそう」って思わせてくれるんだよね~。でも書けないんだけど(笑)。だから需要はあると思うよ。ベストセラー作家から直々に習っているし、出版だってしてるんだもん。わたしは聞きたいな。やってみない?わたしが主催するよー」


講演会のトークで満身創痍の私は自信がありません。チキンな心です。チキンハートです。


「人は集まるとおもうよ?やろうよ!じゃあさっそく会場はおさえるね♪」


あれよあれよというまに私の書き方講座『モテるライティング講座』が開催されました。ダダスベリ講演会から3か月後です。講座はお金をもらってしっかりやりました。


10名程度の受講生に90分がっつり「読者からモテる(読ませる)」ための書き方をお伝えしました。※初回は90分でした。2回目以降は120分です。


このときの受講生のひとりが今noteを書いているアークンです。私の貴重なデビュー戦を知っているんですね。


作家さんから教わった「伝わる極意」。プロ編集者さんから指導された「出版のための書き方」。私が考える「おもしろい文章とはなにか」


知っているもっている文章知識やスキルを講座でお伝えしたんです。


講座終了後の評価はとてもよかったんです。それに「ヤスがすっごい楽しそうに話すのが見ていてうれしかった」と、なんだか私を見守ってくれる保護者視点の受講者さんばかりでした。第1回はご祝儀講座だったね。


90分じゃぜんぜん足りませんでした。もっと伝えたい。こまかいところまで言いたい。実際に受講者さんに記事を書いてもらってそれを題材にして「どこがいいか。どこがよくないか」をお伝えしたい。


初回講座の受講生のひとりに、日本最大のオンラインサロンに入っていた方がいました。気になってオンラインサロンってどんなの?なにをサロンではしているの?って話を聞いていたんですね。


なるほど。有料メルマガのように毎日発信をしていたり、イベントを自分たちで企画したり主催したりするのね。ほうほう。


……それなら文章サロンを私も作れるんじゃないか。


さっそく第1回の受講者さんに直接おそるおそる聞いてみました。


「もしさ、私が文章のあれこれを伝える月1000円くらいのオンラインサロンを作れば……入る?」


5人。


5人集まればサロンを開設しようと思いました。さすがに誰も入ってくれなさそうなら、開設するつもりはなかったんです。需要がないとさすがに、ね。


私は居場所がほしかった。書くのは孤独だ。孤独な書き手たちのつながれる場がほしかった。書く仲間を集めたかった。


おもしろい文章に囲まれたかった。


そして私の想いに賛同してくれた人たちが集まってくれて、2020年4月5日、文章オンラインサロン『放課後ライティング倶楽部』が誕生しました。


なんとまもなく3周年。続けさせてもらって感謝です!


[画像協力:さちわ]
[サロン開始から1093日]


※noteメンバーシップは非公開にしました。

◆サロンメンバーさんの近況

能登清文さん
和の心を愛する人生100年時代のお金の専門家(6冊目の著書絶賛発売中!)。日本人向けの『米国債投資』とは?チャンネル登録者数10000人!視聴者累計100万人!
【お金の学校】のとチャンーYouTubeチャンネル

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