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「書くための名言」裏の意味も読んでみる


えー、物事にはなんでも二面性がございまして。裏があるなら表あり。悪が栄えれば正義が現れ。光が差せば影がでる。お天道様が沈めばお月様が登ってくるってな具合でございまして。人ってのはネガティブな快楽に溺れ、ポジティブな束縛に身を委ねたくなるものでございましょう。


さて、今回は、

◆ 「書くための名言」裏の意味も読んでみる
◆ 情報収集と心の状態のため、幸せホルモンを意識して過ごす※文章クラブ限定記事

の2本です。それでは、どーぞ!



私の名前はウーエ・ダヤスィー。人呼んで「憂うライター」。ただのライターじゃございません。私が取り扱うのは名言。闇から光を見出し、また光から闇を見つめる、そんな中庸をふらふらとする言葉たちでございます。さて、本日の名言は……。

自分が本当に気に入った表現は捨てるべきだ。それが自分の自己中心的な物書きの心を砕いてしまうとしても、捨ててしまうべきだ。

スティーブン・キング

手癖で書くな。
ちょっとでも文章について学んだことがある人ならそんな言葉を聞いたことあるでしょう。


口癖ならぬ文章のクセですかね。書くクセ。私なら「〜〜よね」「〜〜で」「〜〜ね」と語尾にクセがあります。文の始めに「まぁ」と付けがちなのもあるね。


そういった書く癖はみなさんあるようで。それとは別に思考・表現のクセもあるようで。


私なら「頭のなかに言葉が次々とあらわれ、言葉同士が結びつき、さらに連想して新たな視点を発見する」ことを、「思考が賑やかになる」と呼んでいます。


厳しい意見を述べるときには自分をネタにして自虐的な表現でマイルドにしています。「すぐにダラダラしちゃう人は時間の価値を全くわかっていない。ゲームをして動画を見てただ時間を浪費している。まぁ、私なんですけど」といった具合です。


紹介したキングの言葉は、「ついつい使ってしまうお気に入りの表現を封印しろ」と読めますけど、これ、しっかり読者視点になれと言っているとおもうんです。


「うわー、自分で書いたこのフレーズ、よくね?」はカンペキな自分視点です。表現に酔っている。それを捨てろという意味は、「おまえ、読者を置いてけぼりにしてるだろ?」ってことなんだと。


文章はあくまでも読んでくれる人のもの。フレーズの良し悪しを決めるのは読者さんです。自分の表現に固執せず、新しい表現を次々と綴っていくのがいい。


基本、読者は飽き性です。既に知っているものを嫌います。「あー、またこれか」と思われる。良い面は定番化の安心感。悪い面は退屈。


「勢いで書いて、冷静に修正する」のは、自己中心的な文章を読者視点に戻してあげる行為なんでしょうね。


「あなたが大事に抱えている言葉は、読者にとって不要かもしれない。しかし、あなたが適当に扱う言葉は、読者にとって宝物なのかもしれない」(ウーエ・ダヤスィー)


今日も読みにきてくれてありがとうございます。ちゃっちゃと書いた記事が思いの外反応がいいときってありますもんね。


[画像協力:さちわ]
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