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「金のない読者層に本は売れない。古臭いしベタ。物語を書くのはやめたら?」と言われるも、世界的大ヒットした例のあの作品。

「児童向けファンタジー小説は売れない」を覆したのが、ハリーポッター。ヤスです、こんにちは。
 

ハリーポッターの作者J.K.ローリングは「ハリーポッターと賢者の石」を出版社に持ち込むも、大手にすべて断れました。
 

ファンタジーは売れない。魔法?古臭いしベタだね。児童書ではヒットを狙えない。活字離れの現代人にそんな分厚い本はムリ。そんな理由です。
 

小さな弱小出版社がわずか2500ポンド(約40万円)で版権を獲得しました。生活保護を受けながら執筆していたJ.K.ローリングはそれでも飛びあがるほど大喜びしたそうです。
 

ここから口コミでハリーポッターの快進撃が始まります。日本でもめちゃくちゃ小さい出版社が版権を獲得しましたね。日本でも口コミと書店員の推しで広まっていき、爆発的ブームを起こしました。
 

今は全世界累計発行部数5億部でしたでしょうか。映画化や舞台化もされています。テーマパークにもなっている。大手出版社は悔しかったでしょうね。金どころかダイヤモンドの卵を見抜けなかったんですから。
 

そのあと、ハリーポッターの成功をうけて次々とファンタジー小説が大手出版社から出版されました。が、どれもハリーポッターほどは売れません。
 

ハリーポッターが圧倒的だったのです。
 

オリジナルな世界観。
ベタな成長物語と勧善懲悪。
魅力あるキャラクター。
妙に現実的な魔法世界。
テーマが「死」。
 

とことん細部までハリーポッターの世界を作り上げた作者の想像力には脱帽です。構想期間5年だっけな。1巻を書きあげたときには既に完結の7巻まである程度完成していたそうで。
 

「売れる本」を書こうと作者が思ったのなら、ファンタジー小説は書かなかったでしょう。
 

「長い文章なんて誰も読まない」を信じていたら、あんな壮大なハリーポッターの世界は生まれていないでしょう。
 

「アンタ、書く才能ないよ」と編集者に言われた言葉をひきずっていたら、私たちはハリーの世界を楽しめなかったでしょう。
 

はじめは数人。ほんの少しのファンがいただけ。
 

「この作品はめちゃくちゃおもしろいぞ!」と1人の人が言ってくれたから、ハリーポッターは世に出てきた。
 

あなたがおもしろいと思うことを、だれか1人でもおもしろがってくれる。
 

そこから物語は始まる。
 

[画像協力:さちわ]
[サロン開始から1121日]
 

◆サロンメンバーさんの近況

能登清文さん
和の心を愛する人生100年時代のお金の専門家(6冊目の著書絶賛発売中!)。日本人向けの『米国債投資』とは?チャンネル登録者数10000人!視聴者累計100万人!
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