100日後に引退するわさび(100日目)

こんにちは、浦賀わさびです。

5月27日にスタートしたこの企画ですが、ついに100日目となりました。気づけばもう今日だったって感じですね。

9月3日を引退する日に設定したのは、初舞台からちょうど10年の日だから。10年前の9月3日に演劇ビギナーズユニット"青春九月党"として舞台に立ちました。

いろいろ書こうと思っていたことがあったのですが、何というか、10年間を振り返って「こんなことがあった」「あんなことをした」「実はこうだった」とか発信するのも今じゃない気がして、途中からほぼカウントダウンのみになりました。

達成感はあまりないですし、やり残した(やりたかった)ことや再挑戦したいこともありますので、完全燃焼というわけではないですが、最近ではほぼ活動できていない中で「俳優」を肩書きにすることが重荷に感じるようになっていた中でのひと区切りです。雑誌の取材等でも今日からは「元俳優」ということにします。ちょっと気楽になります。

話は変わってコロナ禍、どの業界もそうですが、演劇業界も本当に大変な状況ですよね。一生懸命稽古に励んできて、ゲネプロ終わりに公演中止が決定とか、無観客配信公演に変更とか、そもそも公演を打ちたくても自粛自粛で、中途半端なモチベーションだと途中で折れてしまいそうな状況がもう1年半も続いていて、それでも演劇を続けている人たちがいっぱいいて、すごいなあすごいなあと思ったりしています。

僕のお店(喫茶フィガロ)も「舞台芸術と地域をつなぐ」みたいなことを当初から掲げているのですが、店としてできることを1つ1つ続けていきます。演劇を初めてからの縁、お店を始めてからの縁、いろんな人と人とが繋がって作り上げられるモノがあるはずなんですよね。お店のほうも、まずは10年続けていけたらいいなと頑張ります。

みなさん頑張りましょうね。応援してます。応援してください。

この10年間で多くの方に出会いお世話になりました。
本当にありがとうございました。
引き続き浦賀わさびと喫茶フィガロをよろしくお願いいたします。

元俳優 
浦賀わさび

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