梅田ミズキ/執筆業

ライター/ 写真とエッセイで暮らしのあれこれを残しています。生活・本・深夜の料理が好きです。

知った気でいるもの

近年開発されている建設材料に、将来、火星での応用を期待されているものがある。イングランドのウェスト・ヨークシャーという都市州には、森を見守る目的として伐採した木…

タイムライン上の朝顔

澄みきった写真を撮る人。水の流れる音、花の香り、屈折した光の切り取り方が絶妙。「おつかれさま」のたった一言に、植物や空、海などの写真がいつも添えられている。 言…

「不便」は楽しかった

宝箱を持っている。正確にいえば、持っていることを思い出した。 表面に花柄がぷくっと浮き出た小さなクッキー缶で、幼い頃から思い出を自分なりに選んでみては仕舞ってい…

畦道で夏が呼ぶ

3ヶ月前、玄関を出たら雪の壁だった。白に白が重なって目がくらむほど、白。粉雪と氷の粒とが入り混ざったまっさらなそれを、金属のスコップでざくざくと除けた。 感覚で…

黄金色の芝を走るスーパーカー

「ようい、スタート」とピストルが鳴って走り出したその瞬間から、あっという間に見えなくなってしまう人がいる。 そういう人はまずスタートダッシュから違っていて、恐ら…

得たいものが、検索上位になかった

信じたいものや心地よいもののみの摂取をやめてみるのは、ときに大切だと思う。第一、世界が広がって楽しい。 でもそれは、自分にとっての信じたいものや心地よいものを、…