見出し画像

花火は打ち上がった!!

7月18日にわじまティーンラボwith 地域おこし協力隊が主催となって奥能登の中高生だけが参加できる”奥能登ティーンフェス2022夏ー10代だけの秘密の1日ー”を開催しました。

参加してくれた中高生は222名!

打ち上げ花火の役割は十二分に達成できたその所以はなんだったのか・・・
今回はそんなことを考えてみようと思います。

そもそもこのイベントの始まりは5月下旬
今年度から輪島市にIターンしてきた地域おこし協力隊のみなさんに会いたい!!ということでの、ラボでの初対面から。
図らずも、同時期に、所属する主体は異なるとしても、輪島の子どもたちを応援したいという思いを持った、比較的若い人たちが動き出した今の状況は、奇跡的にすごいこと。
何か一緒にやりませんか!!ということでスタートしました。

中高生にとっての夏休み

”夏休み”はもともとラボのキーワードでした。
みんなは夏休みどんな気持ちで過ごしているのだろうか

学校と少し離れる分、自分の限られた繋がりがより際立つかもしれない
その繋がりの調子の良さにとても左右されるかもしれないし
つながりが見えにくい人は不安な気持ちが強くなるかもしれない
だんだん近づいてくる夏休み明けの憂鬱もあるし
一人でやり過ごすにはとても心細いのかもしれない

何か楽しい打ち上げ花火を上げよう!
みんなを応援したい人たちがたくさんいるよ!
楽しいことができるよ!
そんな思いを伝える打ち上げ花火をあげよう!

”ゴルミー”スタート

翌週から地域おこし協力隊とラボでの週1ミーティングがスタートしました。

ミーティングの名前は”ゴルゴミーティング(ゴルミー)”
名前の由来は、ゴルゴの命の授業の話が初対面の時に出て、
ゴルゴを呼んじゃうくらい勢いのあるイベントにしようという感じです。

まさか本当にスケジュールが空いていてゴルゴ松本さんを呼べることになるとは。大人たちは奮発してこれは運命だから呼ぼう!!と決意しました。

そこからのゴルミーは怒涛の勢いでイベント実現へ向けて動き出します。
なんせ当日7月18日まで1ヶ月半を切っているというびっくりな企画。
毎回すごい勢いで進めていきました。

思いへの共感

準備期間が少ない
イベント開催経験がない
参加者が中高生限定で収益は見込めない

そんなマイナス点が多々ある中、
出店者、音響、参加バンドなどが動いてくれた原動力は
思いへの共感だったと思います。

特に今回大きかったのはバンドのキャスティングから当日のしびれる音響オペレーターまで行っていただいたSoundsProvideのみなさんとの出会い。

我が家にも何度も遊びに来てくれている富山の友達(カリスマ産婦人科医)に相談し、
その子の知り合いから富山の楽器屋さんを紹介してもらい、
その楽器屋さんから紹介してもらったのがSoundsProvideさん。

zoomでラボの立ち上げからの経緯も含めてお話しし、
とにかく、今回は打ち上げたいんだ!という思いを共有できました。

出店者探しでは
以前ラボに遊びに来てくれていた富大生に相談。
顔の広い彼なら!!という期待を超えるコネクティング力で
輪島の中高生のイベントにも関わらず、富山から来てくれるお店が2店舗も。

また、副理事長が朝市横丁のつながりでたくさんの雑貨屋さんを連れてきてくれたり、
色々な必要物品を 〜さんに聞いてみよう 〜さんに相談してみよう
とどんどんつなげてくれました!

それ以外にも、これまでつながってきた色々な輪島の人たちが
電源の確保、寄付金集め、物品の確保にと突然のお願いに快く力を貸してくださいました。

つまりは
思いと人がつながること

思いと人がつながることで
いろんなことが動き出すんだ!と心から体感した2か月でした。

当日昼、おおよそ会場の準備も終わり、バンドのリハーサルを聴きながら
さあ!始まるぞ〜と気合が入っていた時。
まさかの家族のコロナ陽性が判明し、私自身はそのまま自宅へ強制送還。。
実はこんなレポートを書いている本人は本番不在でした。
完全に思い出迷子。。
でも逐一届く写真や動画を見ながら、
花火は打ち上がったぞ〜!!と一人自宅で感動していたのでした。
本番の臨場感を味合うのは来年のお楽しみ!
きっと来年は奥能登の中高生スタッフが中心となって運営するイベントになっているはず。今から楽しみです!!


この記事が参加している募集

夏の思い出

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?