見出し画像

【転職編】2019年ふりかえり

早いもので年の瀬となりました。
2019年は私生活でもイベントの多い年でした。

2019年にあったライフイベントの1つ、転職について振り返っていきます。
前職在職中に感じた事、転職活動中の事、転職後に変化した事、そして転職を考えている人に向けて伝えたい事を記しました。

是非、最後まで読んでもらえればと思います。感想ももらえたら喜びます!

【転職の動機】

画像1

2014年11月~2019年9月の5年弱、2社に渡って2次3次請けのSIerとして働いていました。
経験した2社目とも同じ業態でしたが、少しずつ上流作業(要点定義など)に携わる事が出来ていました。2社目で最初にアサインされた常駐先が私の「他社のシステムではなく自社の事業に携わりたい」という思いを確固たるものにしてくれます。

設計フェーズで入ったはずが、手戻りに次ぐ手戻りでいつの間にか「まずどうやってシステムを実現するか」のような検討に巻き込まれていきます。サービスを実現するためにシステム検討を行うのがとても楽しかった。
システムオーナーとなる発注元企業の方ともたくさん仕事をさせて頂き、事業会社への憧れと「やれるかも」という自信を手に意気揚々と転職活動を開始しました。

これが私の現職への転職活動を開始したきっかけです。

【転職活動】

画像2

自社のプロダクトを開発したい!という部分を軸に5月頃から転職活動を開始しました。

EC事業などを手掛けている俗にいうweb系企業を中心に活動をしていましたが、技術的経験や年齢がネックでなかなか上手くいかず…。正直、就職(転職)活動で苦戦したのは人生初だったので、メンタル的にもかなり苦しい部分がありました。

当時の自分に出来る事と言えば…

・Javaの開発経験2年くらい
・SQLは問題なし、DB設計はそれなり
・要件定義や設計は一通りできる
・開発はウォーターフォールの経験のみ
・保守、改善の経験が多い

SI企業でそこそこ評価されるような働き方をしていくと、大体上記ようなスキルが中心になると思います。
ただ初めて接触したweb企業は全然違う世界だと痛感しました。同じITでも競馬と馬術くらい違う仕事だな、と。

全て内製している企業ではなく、開発を請け負うパートナー企業と一緒に開発していくスタイルであれば、今までの経験も活かせる上に自分自身も自社のシステム開発に携わっていけると考え、内製化を進めている非IT企業のシステム部門に活動の軸を移しました。そして採用をもらったのが今の会社になります。

【入社してから】

画像3

そして2019年10月から今の会社に入社し、情報システムのエンジニアチームに所属しています。業界としては旅行系です。

【入ってからの所感】
・内製化を進めているだけあってエンジニアチームの技術力が高く勉強になることが多い
・とはいえ非IT企業なので所謂エンジニアの言うようなキラキラな雰囲気ではない
・エンジニアではない人と話す機会が多いのでSI時代の経験は活かせる
・コミュニケーションを億劫にしない姿勢が大切
・企業文化や雰囲気を学ぶ姿勢が大切
・会社に対する愛着をとても感じる
・周りの人みんな会社に対する意識や思いが強い

事務関連システム、会計関連システム、自社サイトの開発など社内のプロダクトに携わることがメインなので、社内にいる各部門のステークホルダーと会話や折衝をすることが多いです。もちろん依頼もそこからもらいます。

今までSI業界で培ってきた技術分野以外のスキルも活かすことが出来て、とても良い環境だと思っています。

入社してすぐにリリースが滞っていた会計システムを任せてもらい、無事12月に経理部門へ受け渡すことができました。
入社3ヵ月の成果としてはまずまず良い動きが出来たんじゃないかと感じしています。

【2020年の抱負】

画像4

・エンジニアとして

周りの人に比べて技術面や知識面で劣る部分がかなり多いので、そこを埋めていけるように勉強時間を長くとっていきます。

まずは一人でwebアプリケーションを完成させられるくらいになりたいですね。
技術や知識の強化(およびアップデート)はエンジニアとして向こう3年間くらいの目標にします。

セミナーなどにも積極的に参加したいですし、そこで学んだ内容もアウトプットしていくようにやっていこうと考えています。

・社員として

ビジョンや今までの歴史を学び、どんどん会社にコミットしていきたいですね。
長く働いていきたいと思える会社に在籍できているので、その思いを行動に移していければ、と思っています。

エンジニアとして採用されているからこそ、きちんと会社の事を学んでいきたいです。意識しないとただシステムを作るだけの人になってしまう気がするので。

【転職を考えている人へ】

画像5

今、SIerとして従事していて転職へ考えている人は年齢とスキルから転職先候補を選んでもらいたいです。

技術に興味があってバリバリ出来る人は、正直どこでも入れると思います。

ですが仕事としてシステム開発をしている人は、中々そうはいかない部分があるのと思います。経験の問題だったり年齢の問題だったり。
そういう人は是非、内製化途中の非IT系事業会社に挑戦してもらいたいです。

SIerの経験は否定されやすいスキルが多いですが、社内システムの開発では調整や折衝が非常に多いです。その部分に対しては、そのスキルは大いに役に立ちます。
技術力は勉強すれば身に着けられる部分もありますが、前述のスキルは実務で経験しないと難しい部分があると思うので、十分なアドバンテージです。

是非、そのスキルを求められる環境を根気よく探してください!
そして一緒にそれぞれの会社をより良くしていきましょう。

【おわりに】

情報システムというとネガティブなイメージを持つ人もいると思います。

ですが本当にエンジニア採用に力を入れている企業は、どこも高い志をもって内製化を進めています。私の会社も例外ではありません。

私は日本のあらゆる分野で、IT化に力を入れている企業がTOPになってもらいたいと思っています。そのためにはエンジニアがたくさん必要です。
今の仕事に違和感を持っている人、是非一緒に企業のシステム化をやっていきましょう!

その世界を実現できるように私も一端を担っていきたいですし、必ず実現するという誓いを立て、2019年の締めくくりとします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?