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【Splatoon2】ゲーム初心者がスプラトゥーンをプレイするとどうなるか

兎野です。
みなさんはスプラトゥーン2と言うゲームは知っていますでしょうか?

『スプラトゥーン2』(英: Splatoon 2)は、任天堂より2017年7月21日に発売されたNintendo Switch専用アクションシューティングゲーム。2015年5月28日に発売されたWii U専用ゲームソフト『スプラトゥーン』に続くシリーズ2作目。
Wikipedia - スプラトゥーン2より引用

シューティングアクションゲームなのだが、インクを使っており、勝敗がキルデスなどではなく、塗った範囲という変わったゲームである。

任天堂から2015年にWiiUで発売され、Switchで2作目となり、世界で1200万本という恐ろしい販売記録となっている。

さて、このゲームを無印版からプレイしている私が紹介するのは容易だが、ゲーム初心者にプレイさせたらどうなるか。

イカの暮らす街。

またこの人にプレイをしてもらった。

しらたま。氏である。

前回の「【BotW】ゲーム初心者がゼルダの伝説をプレイしたらどうなるか」はたくさんの人に見ていただいて、とても嬉しく思う。
ここでお礼を申し上げたい。


ブレスオブザワイルドをクリアした しらたま。氏を
もうゲーム初心者と言って良いかイマイチ分からないが、

シューティングゲームを全くプレイした事がない事から、初心者と呼ばせてもらおう。

イカの世界にもアイドルはいる。


なぜスプラトゥーンを選んだか

ブレスオブザワイルドが大人気、またアクションゲーム初心者としてプレイしてもらったしらたま。氏だが、

プレイスキルはかなりのものであった。
ゲーム開始時は敵陣に突っ込み、攻撃しかしなかった初心者

今では回避をしつつ武器を切り替えて敵をなぎ倒している。


私が1番驚いたのは位置取りである。

ブレスオブザワイルドの敵の1つにガーディアンという古代兵器がいる。
この敵が徐々に広くなる自己中心の円型攻撃範囲をしてくるのだが、
しらたま。氏は今ではそのモーションを見るやいなや、即座に距離を取り弓に切り替えるのだ。

円範囲攻撃。徐々に広がってくる嫌な攻撃。

しかもその距離の取り方がちょうど円範囲の最大距離である。
この間のとり方はゲームの上級者の感覚である。

私は当初、敵の攻撃モーションがある、敵のパターンがあることからモンスターハンターを次回ゲームに勧める準備をしていた。
しらたま。氏にも何回か体験版をプレイしてもらい、興味を持たせてみた。

また射程の取る上手さ毎回ランダム要素がある事からApex Legendsも候補に入れたのだが、FPSは非常に不向きらしく興味を持たなかった。

そんな中、ある日 私のゲーム項目がひたすら増えてしまったSwitchのホーム画面を整理していた所見つけた。

Splatoon2 というゲームを。

プレイヤー。イカ。わりとおしゃれ。

これだ。


射程を覚えられるが、
Apex Legendsのように長距離の射程範囲を覚える必要がなく、
FPSではなく、
毎回ランダム要素を含み、
アクション要素を含み、
ある程度のパターンがあるゲーム。


Splatoon2である。


私も買ったっきりやっていなかったので共に1からプレイも出来る。

しらたま。氏に体験版も触らせず、とにかく私のSwitchのヒーローモード(1人用モード)のステージ1-1をプレイしてもらった。

ステージ1「オクタリアンふたたび… #取りもどせデンチナマズ」

一人用モード。まずはここで練習。


プレイしてもらいつつ感想を聞いてみると
ジャイロ操作が苦手らしい。スプラトゥーン2はジャイロのオンオフができるため、ジャイロをオフ、
またスティックでの画面移動が早いそうなので何度か調整、最も遅い-5に設定した。

スプラトゥーンでのジャイロや画面移動の速さは対して
プレイに大きくは影響しないと思う。


スナイパー武器(チャージャー)でドラッグショットをするならまだしも、

しらたま。氏はチャージャー向きではないと思われるため、ここまでの技術は求めない

スナイパー武器は射線が見えるためドラッグショットは使うことになる。
ドラッグショット -
スコープを覗いた状態で、視界に入った敵に瞬時にエイムを合わせて撃つテクニック。略してDSとも呼ばれる。
GAMEクロス -【FPS用語集】〈上級編〉ガチゲーマーならおさえておこう!


クリアまで30分かかった。
ステージ1-1である。操作説明のステージである。
クリアまでに何回か失敗してやり直しにもなった。

ちなみにタイムアタックをした私の最短記録は2分07秒。どれだけ時間がかかったかが分かると思う。

初めてのプレイであり、シューティングゲーム初心者である。時間がかかったが興味は持って貰えた。

早速しらたま。氏のGBAカラーのSwitchにSplatoon2を購入してもらい、プレイをしてもらった。

おなじみしらたま。氏の愛機


初めてのナワバリバトル

スプラトゥーンはよくあるFPSと異なり、老若男女たくさんのプレイヤーがいる。

勝敗条件が「キルデス」でなく、「インクで塗った面積」であるということが大きいと思う。

つまりわざわざ敵をキルするのではなく、塗りに行けば貢献も出来、勝利もできるのだ。

しらたま。氏にナワバリバトル(4vs4オンライン)のルールを説明する。

説明と言っても
勝ち負けは塗りであること。
可能な限り生き残ること。

程度である。

塗りの範囲で勝敗が決まる。

前者は勝敗に直結する。
後者について、生存は最も勝利に関係すると言える。

倒されてしまうとリスポーンまで時間がかかり、さらにスタート位置からである。この間に敵に塗られてしまうのだ。

自分が生存していれば、敵のヘイトは稼げるし、なおかつ仲間がテレポートしてくることも可能である。

ブキ(武器)は最初なので わかばシューター、射程は長くないが塗りが強いピストル型初期武器である。
Splatoon2、各武器にかなり癖があるが、この初期武器はかなり使いやすい。
あまり評価ランキングには乗らないが私はこれがナワバリバトルにはそこそこ向くと思う。

武器もかなりの種類がある。

初めてのナワバリバトル、しらたま。氏は勝利した。
キルは0だが、塗りは1位である。
私の助言した通り基本的には塗りに特化した行動をした。

チームに大きく貢献したと言って良いだろう。

その後も何戦か試合を行った。
シューティングゲームあるあるの圧倒的な戦力差や、リスキルにもあいつつ比較的上手に立ち回っている気がする。

やはり攻撃範囲の認識力は高い気がする。対シューター(銃)の攻撃範囲からさっと離れ自陣を広げるように塗っていく。

これはやはりゲームセンスというか、しらたま。氏の頭の良さだと思う。

賛否両論あるのだが、知らない人とのスプラトゥーンでは裏取りは基本難しいと私は思っている。

敵陣に近いエリアを塗っても即座に塗り返される可能性が高い上に、味方との連携の取りにくさ、キルのされやすさも含め、私は野良での裏取りは不慣れなうちはおすすめしない。

しらたま氏は戦闘面ではまだ弱いが塗りの戦果はそこそこである。
ランクも少し進めたとこで開放された武器もいくつか触ったところ、プロモデラーMGという、塗装のエアーブラシを模した武器に惹かれたようだ。

キル数は低いが、塗りの量はトップである。

このブキは射程を捨てることで連射性、弾数に特化させた武器である。そのため塗りは非常に強いが距離がある戦闘面では一歩引けを取る。

スプラトゥーンにはメインのブキの他にサブウェポン、そして必殺技であるスペシャルウエポンがある。
このプロモデラーMGはキューバンボムという壁に吸着して爆発するサブウェポンを持っている。

しらたま。氏に使い方のコツは教えたが、サブウェポンを上手く使用していた。
キューバンボムを敵後方に投げ、敵に接近して射撃することで、敵は下がればキューバンボムで倒される、
だが接近すると弾数の多いプロモデラーMGと戦うことになるという状況を作り出すのが上手い。

ブレスオブザワイルドを始めた頃から考えると、ここまでPvPが上手なタイプとは思わなかった。

勝負をすると経験値が入る。やるだけ上手くなるのがシューティングゲーム。


初めてのガチマッチ

スプラトゥーンにはガチマッチと呼ばれるモードがある。

ナワバリバトルはプレイするだけランクが上がるのだが、ガチマッチは勝つことでランク(ウデマエ)が上がり、負けるとランク(ウデマエ)が下がるのだ。

ルールも少し複雑でラグビーのようにシャチホコを相手陣地に運ぶもの(ガチホコ)、アサリをたまに見立てて玉入れをするもの(ガチアサリ)など様々ある。

しらたま。氏にいくつかガチマッチをプレイしてもらったが、
特定の範囲の陣地を塗ってキープするガチエリアが気に入ったようだ。

ガチエリアは目的(エリア)が明確なため、普通のナワバリバトルよりも圧倒的にプレイヤーと戦闘になる。

もしかしたらしらたま。氏は恐ろしいPvP狂なのかもしれない。

右:しらたま。氏。白い服で統一している

私も全くガチマッチはプレイしていなくてウデマエC-だったのだが、
購入して2日目にしてしらたま。氏に抜かされた。(ウデマエC)

追記:しゃのはウデマエBになりました。尊厳は保ちました。

初心者にPvPシューティングをさせてみるには

RPGとは異なり、シューティングゲームは最初からフルにボタン操作が求められる場合が多い。
また相手はプレイヤーであり、いきなり上手い人とも当たる。

これは私の持論なのだが、PvPにもパターンがある。

人間の動きもある程度のパターンが組めるのだ。


先程のキューバンボムを後方に投げる戦法、
あれも正直斜め後方に避けたり、接近後、ボムを処理して後方に下がるという対処方法はある。

しかしかなりのプレイヤーが接近戦を挑んでくる
避けれるプレイヤーは元々戦闘する気がないプレイヤーかかなりのPvP思考が高いプレイヤーだと思う。

PvPだけではなく、PvEもある(サーモンラン)

シューティングはプレイしただけ上手くなるゲームと言われている。初心者は上級者には勝つのは難しい。

そのため、何も知らず1から始めるより、ある程度の知識がある人が要所要所でコツを与える事で初心者は格段に上手くなる。

射撃のプレイスキルはまだにしろ、シューティング思考やPvP思考がつくだけで立ち回りが上手くなり、チーム貢献がかなり出来る。


しらたま。氏と何度も通信プレイでタッグを組んだりしているのだが、正直キル数はそれほど高くない。

タイマンの撃ち合いになったら負けてしまう事がまだ多い。
しかし総合的に見ると試合中のデス数も多くはない。むしろ少ない程だ。

しらたま。氏は生存率が高い。ひたすら自陣を広げる塗りをして、敵が来たらキューバンボムを置き、戦闘を避ける。

戦う必要はない。塗って貢献ができる。

正直これはかなり味方貢献が高い。敵の注意が行くだけでなく、しらたま。氏が安全地帯にいるため前線へのテレポート地点にも使える。

私のようなデュアルスイーパーやボールドマーカーといった、塗りよりも前線キルを狙う武器を持つタイプからすると、
前線復帰が早く出来るのはありがたい。
(何度も言うが、スプラトゥーンはキルするゲームではなく塗るゲームである)

しらたま。氏の塗りによって勝てた試合も数えられないほどある。

PvPが不慣れなら塗りという別の役割が出来、それによって勝利への貢献が出来る、
こんなスプラトゥーンはぜひ初心者ゲーマーやシューティングゲーム初心者におすすめしたい。

今年の夏にはスプラトゥーン3も発売するとの事で今からしらたま。氏の成長が楽しみである。


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