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既卒就活でWEBエンジニアとして内定をいただけた話【大学院中退】

こんにちは、きゅうりです。
私は今年度、大学院中退見込みで就活を行い、憧れだったWEBエンジニア職の内定をいただくことができました。
これまで中退するか迷ったときに、インターネット上の様々なブログを読んで大いに励まされました。そこで、「大学院中退×WEBエンジニア」という特殊な経験がもしかすると誰かの役に立つかもしれないと思い、私もブログを書くことを決意しました。
ブログを書くのは初めのことなので、読みづらい箇所があるかもしれませんがご容赦ください。
詳しく知りたいことがあれば、コメントいただけると幸いです。


中退までの流れ

【B4・1月】 研究が辛く、大学院辞退を検討するも断念

私は化学系の研究をしていたのですが、正直辛いことが多く、研究を好きになれませんでした。人間関係に問題はなかったものの、今後2年間研究を続けられる自信を失い、1月上旬に大学院辞退を検討し始めました。
しかしこの時点ではプログラミングを始めておらず、焦って就活すると後悔する可能性が高いと判断しました。またキャリアセンターの方にも、「(言い方は悪いけど)インターンの参加権を得るためにもとりあえず大学院に進学した方がいい」とアドバイスをいただいたため、辞退を断念しました。

これをきっかけに、研究に真面目に向き合いすぎるのをやめて、YouTubeで色々な業界や職種を調べるようになりました(チャンネル名は後述)。また「メモの魔力」という本に出会い、一足先に自己分析を始めました。

【B4・1~2月】 プログラミングに目覚める

幼い頃からWEBコンテンツが好きだったのと、Excel VBAに触れたことがあり、プログラミングで効率化することに興味があったため、研究から逃げるようにWEB開発の勉強を始めました。
最初は1ヶ月だけオンラインのプログラミングスクールに入ったものの、YouTube、ドットインストールなどもっと安く学べる方法があると気づいてすぐにやめました。プログラミングはすごく楽しくて夢中になり、1月中にHTML, CSS, JavaScriptを学習し、2月にはReactを学習し始めました。

【B4・3月】 WEBエンジニアを目指すには時間が足りないと気づく

卒論が無事に終わり、引き続き家ではずっとプログラミングの勉強をしていました。WEBエンジニアの就活ではコーディングテストが課されることが多いです。その勉強をPythonでしようと思っていたので、学習コストを抑えるために、バックエンドのフレームワークにはDjangoを選択しました。

3月下旬、あるエージェントの説明会に参加し、WEBエンジニア就活のスケジュールを知って焦りました。インターンの応募が6月ごろから始まるため、5月末までにはポートフォリオを完成させる必要があるのですが、終わらせられる自信がありませんでした。
そこで、そのエージェントの個別面談に申し込んだところ、「(そのエージェントのスクールに)入会すれば毎日3時間、独学なら毎日8時間の勉強が必要」と言われました。(向こうも商売ですからね..)
それがあまりにも悔しかったため、自走力をアピールするためにも絶対に独学で頑張ろう!と決意しました。

【M1・5~6月】 ポートフォリオ作成①、インターンに応募

大学院に進学し、授業や研究を進めつつ、家ではずっと勉強していました。相変わらず定期的に中退したいと思っていましたが、全ては就活やインターンのために頑張っていました。
5月末にReact, Djangoを使って個人開発のアプリ第1弾を作成しました。今思うと、デプロイもしていなければ登録フォームもない(管理画面からデータを登録する)かなり滅茶苦茶なものでしたが...作らなければインターンの応募すらできなかったので、とりあえず作って良かったです。
この頃はチーム開発未経験で、本当にエンジニアの適性があるか分からず、技術力も自信がなかったのでビジネス職、プロマネなどにも応募していました。

【M1・8~10月】 インターン参加、ポートフォリオ作成②

「メモの魔力」による自己分析のおかげか、インターンにたくさん参加できました。その中でも、奇跡的に通過した2社でのWEB開発のインターンは本当に有意義なものとなりました。チーム開発が予想以上に楽しかったため、将来は絶対エンジニアで働くことを決意しました。ビジネス職等のインターンも、視野を広げるために参加してよかったと思います。

さらに、インターンで得た知識をアウトプットしたかったため、お盆明けに個人開発第2弾を始めました。前回の個人開発では、技術について表面的な理解しかできておらず、アプリの企画や設計、コンセプトも適当という反省がありました。そこで今回は丁寧に設計したり、DjangoとReactを体系的に学び直したりするだけでなく、WEB技術、TypeScript、Docker、AWS等についても学習した上で取り組みました(具体的なサイトや本は後述)。このアプリは、本選考が本格的に始まる前の10月末に完成・公開しました。

【M1・11月】 中退を決意

これまで定期的に胸の内に現れていた「大学院を中退したい」という思いが、ここに来て爆発してしまいました。
というのも、夏までは技術力がかなり乏しく、大手企業も視野に入れていたため、就職に響かないように、とりあえず院を卒業しようと思っていました。しかし、アプリという実績を作ることができ、就職先もミドルベンチャーのWEB系企業に絞ることに決めた結果、果たして院を続ける意味があるのか、それよりも1年間内定者バイトでスキルを身につけた方が良いのではないかと冷静になってしまいました。
正直どちらを選んでも後悔する可能性はあると感じましたが、悩んだ結果中退することを決意し、教授や両親に報告しました。

【M1・12月】 WEB系自社開発企業に内定をもらう

中退を決意する前は、正直インターン行った企業に内定を貰い、サクッと就活を終わらせればいいと思っていました。しかし、志望度が高かったある企業から「遂行力が足りない」という理由で落とされてしまい(ご最もです..)、応募数を増やす必要があると感じました。
よって、paizaやサポーターズで紹介された企業に応募して、12月はとにかく面接をたくさん受けました。その結果、運よく年末に内定をいただくことができました。


作成したアプリ

個人開発第2弾です。
https://github.com/u-ktk/self-analysis

おすすめコンテンツ、サイト

紹介すると長くなりそうだったので、こちらにまとめました。
エンジニア就職を目指す方だけでなく、全就活生にとって役立つこともまとめたので、目を通していただけると幸いです。



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