2021年のNELN(2022/01/09)
はじめに
本記事では、女性アイドルグループ「NELN」が歩んできた2021年の主な出来事と、その出来事についての自身の所感をまとめています。
ライブアイドルの一年間の活動をまとめて振り返る記事やブログなどをほぼ見ないこともあり、それなら自分で作ってみようと考えました。
いちオタクの主観による振り返りで恐縮ですが、最後まで読んでいただければ幸いです。
「NELN」について
「NEO NERD LOVELY」をコンセプトとする女性アイドルグループ。
キャッチコピーは「目を閉じて、夢は自由。」
コロナ禍の2020年4月に結成。
結成当初の4人から2人が卒業。
現在は2名体制で活動中で、追って新メンバーが加入予定。
メンバー:NATSUMI、KARIN
プロデューサー:森岡千織(映像作家)
サウンドプロデューサー:Shinnosuke Nakasone(元「蟲ふるう夜に」)
2020年までのNELN
2020年4月に結成されるも、世はコロナ禍の真っ只中。
デビューライブは8月末までずれ込みました。
ステージデビュー後は、様々な対バンに参加。
12ヶ月連続新曲&MV披露という話題性も手伝って、徐々にファンを獲得。
2021年の躍進が期待されるグループのひとつに数えられていた印象を持っています。
2021年のNELN
「前半戦は順風満帆、後半戦は雨降って地固まる」
「原石が磨かれ始め、少しずつ輝きが見えてきた」
端的に言えば、そんな一年だったと思っています。
前半戦。
特に4月のワンマンライブに向けた1月からの流れは「これがグループが大きくなっていく時の熱量なんだな」と感じていました。
ところが、その熱は「雨」によって急速に冷めていくことに…。
NELNにとっての「雨」とは何か。
私は以下の2つだと考えています。
「6月のAKARIさんの卒業」
「(恐らく)夏~秋にかけての運営会社の変更」
どちらも共通しているのは、結成当初に思い描いていたビジョンが変わってしまったということ。
この2つの出来事によって、NELNから一時期の勢いが失われました。
ただ、これらがNELNが真の意味で強くなるきっかけにもなったと感じています。
AKARIさんが卒業した後、残った3人のパフォーマンス。
運営会社が変わった後の運営方針。
現実と向き合いながら、少しずつ少しずつ経験を積み重ねて、自分たちのやり方を確立しようとする姿勢。
原石が徐々に磨かれていく過程を見ているようで、応援していてよかったな、嬉しいなと感じる日々。
そして、ついに輝きを感じることができたのが、2022年1月3日に開催されたMAO卒業ライブでした。
デビューから今年前半までのキラキラした感じとは違いますが、それに負けないぐらいの輝き。
それこそが2021年、NELNが獲得したものだったんじゃないかなと思っています。
以下の項目では、時系列に分けて、振り返っていきます。
2021年の主な出来事
1月24日(日):NELNフリラ大作戦!開始(~4月8日)
4月18日(日):1st Anniversary One-man Live
5月15日(土):AKARI生誕お祝い(DDD~Discovery iDol Depot~)
5月25日(火):AKARI卒業発表
6月9日(水):AKARI卒業(AKARI 卒業ライブ)
6月13日(日):3人体制初ライブ(タワーレコード立川立飛店 リリイベ)
7月13日(火):1st Album「dawn」発売
7月14日(水):3人体制初楽曲(SUMMARY、デジャヴ)配信開始
9月13日(月):KARIN・MAO 合同生誕祭開催
10月12日(火):初主催ライブ開催(まくら投げ大会 vol.1)
11月13日(土):MAO卒業発表
12月27日(月):NATSUMI生誕祭開催(まくら投げ大会 vol.4)
※2022年1月3日(月祝):MAO卒業(MAO 卒業ライブ)
各時期 振り返り
2021年を時期ごとに区切って、その時に何があったのか、自身が何を感じたのかを記載します。
1月24日~4月18日
4/18のワンマンライブに向けて、1月から「フリラ!大作戦」という企画がスタート。
集客増加とパフォーマンス向上を目標に、新宿MARZで全10回のフリーライブを開催。
自身はフリラ2回目(2/11)から参加でしたが、回数を重ねるごとに来場者が増加していったのが印象に残っています。
特に4/3「ギュウ農フェス 春のSP2021」後のフリラで人が一気に増えて、「これが見つかるということなのか…」と感じていました。
そして迎えた1stワンマン。
会場となった渋谷ストリームホールはほぼ満員。
新曲2曲の披露、アルバム発売も発表。
デビューから1stワンマンまでのNELN第1章は最高の光景で幕を閉じて、ここから快進撃となる第2章が始まる……はずでした。
※この時期の自身のnoteはこちら。
4月19日~6月9日
1stアルバムの発売向けて、精力的に対バンやリリイベを重ねる日々。
5/15にはAKARIさんの生誕お祝い、5/23には初の福島遠征と良い感じに進んでいたところに驚きの一報。
5/25(火)AKARIさん卒業の発表。
そして、6/9(水)AKARIさんの卒業ライブ。
後のインタビューでプロデューサーの森岡さんが語っていたように、NELNは4人を土台として作られていたため、1人抜けた影響は非常に大きかったはず。
ここから、クリエイティブの面で当初のコンセプトを失ったNELNの自分探しの航海が始まりました。
※この時期の自身のnoteはこちら。
6月10日~7月13日
初の3人体制でのライブは6/13(日)
タワーレコード立川立飛店でのリリースイベントでした。
今までで一番、メンバーもファンも不安な気持ちだったステージじゃないかなと思います。
あの時の光景や空気は今でも忘れることができません…。
それからアルバム「dawn」発売日までは、3人体制の模索が続く日々。
卒業したAKARIさんは歌唱やダンス以外に、煽りやMCで中心的な役割を果たしていました。
その人が抜けた影響は非常に大きくて、一時期は煽りやMCが本当に安定しなくて心配になることもありました。
「dawn」発売日(7/13)のライブ。
3人体制で積み重ねてきた1ヶ月間での成長を感じたステージでした。
この日がひとつの区切り、ここから第2章の本編がスタートするのかなという想いで新宿MARZを後にした記憶があります。
※この時期の自身のnoteはこちら。
7月14日~8月
第2章の本編は新曲のゲリラリリースからスタート。
3人体制初となる楽曲「SUMMARY」「デジャヴ」は、3人体制の方向性を感じさせる内容でした。
7月後半~8月は比較的ライブ数が少なかった時期。
その中でも「SUMMARY」「デジャヴ」のライブ初披露、「@JAM EXPO 2020-2021」の出演など、ポイントを抑えて活動していた印象です。
夏休みということも含めて、次の段階へ進むための充電期間だったのかもしれません。
※この時期の自身のnoteはこちら。
9月~11月17日
「コンテンツとしてのNELN」と「ライブアイドルとしてのNELN」の融合 or すり合わせを目指した時期かなと思っています。
SUMMARYやデジャヴの方向性に振り切るには、まだ早い(楽曲数や表現的に)けど、ライブ映えする曲だけをやる形にはしたくない…。
そんな難しいバランスを模索しているように感じました。
ライブが一気に増えたのもこの時期。
そして、攻めたセトリが増加したのもこの辺りからでした。
その中で定期公演がスタートしたことは、大きなトピックでした。
月1回(以上)のペースで主催ライブができるのは、NELNにとって大事な軸になるんじゃないかと思っています。
こうして、徐々に3人体制でのNELNが形作られて行く中、11/13にMAOさん卒業の発表されます。
※この時期の自身のnoteはこちら。
同時に新メンバーオーディションの開催が発表。
翌日の11/14(日)のギュウ農フェスで推し(NATSUMIさん)と話した時に「2人になっても頑張ることにした」と聞いて、改めて応援していこうと強く思いました。
※この時期の自身のnoteはこちら。
11月18日~22年1月3日
MAOさん卒業発表以降は、1/3(月祝)の卒業ライブを見据えた動きが中心に。
終わりが見えてきたからこそなのか、ライブを重ねるごとに3人のステージは完成度が上がっていくような感触でした。
12/24(金)には3人体制ラストとなるMV(ストロベリー)が公開。
「終わりかけの晩餐会」という今のNELNに重なるテーマに、コンテンツとライブアイドルの融合を感じて、感慨深くなりました。
12/27(月)には、2021年ラストライブとなるNATSUMI生誕祭が開催。
卒業前のパーティーという趣で、楽しそうに歌って踊る3人の姿が印象的でした。
そして、年が明けた2022年1月3日。
MAOさんの卒業を持って、3人体制が終了。
NELN第2章の幕が下りました。
※この時期の自身のnoteはこちら。
これから(2022年)のNELN
まずは、KARINさんとNATSUMIさんの2人体制でスタート。
その後、オーディションで選ばれた新メンバーが加入予定。
「何人になるのか」「どういう方向性になるのか」といったことは、実際に加入した時まで考えても仕方がないので、まずは2人体制を応援していきたいと思っています。
最後に
NELNは結成以来、今が一番面白い時期だと思っています。
「昨年築き上げた土台に、今年どんな建物を作っていくのか」
それをリアルタイムで見届けることができるからです。
よろしければ、ぜひ一度、NELNのライブへ足を運んでください。
一人でも多くの人にNELNが見つかって、一人でも多くの人がNELNを応援してくれることを心より願っています。
最新スケジュールはこちら→NELN公式サイト
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