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#30 マフィアの器



※「ASH RADIO」を2分にまとめました。



1.  肉を切らせる


『器』はじわじわ効いてくる。

正しいか、儲かるか、よりも『器』だ。

『肉を切らせて骨を断つ』

肉を切らせても、死に直結しないから問題ない。

骨を断たれるとアウト。

肉を切らせてあげれるのが『器』だ。


マフィアは戦略的に肉を切らせる。

そこがチンピラをマフィアの違いだ。

チンピラは被害を被ると怒鳴る。

マフィアは許して『貸し』をつくり、

自分のお願いを相手が断れない状況を作る。



2.  死ぬまで『貸し』をつくれ


ビジネスの世界でも、

どれだけ『貸し』をつくるか、

そしてどれだけ『借りないか』が大事だ。

例えば、

「時間を変更してもらえませんか?」とリスケのお願いをする人がいる。

これは相手に『借り』をつくっている。

リスケする人は平気で『借り』をつくる。

なぜ、平気でリスケするかというと、

それを『借り』だと思っていないからだ。

借りだと思っていない人にはいくら貸しても返ってこない。

そんな人とビジネスをする必要はない。

できるビジネスマンはリスケをしない。

できるビジネスマンは『借り』を作らない。


若者起業家に多いが

平気で「投資してください」と言う。

しかも「投資させてあげてもいいですよ」ってスタンスだ。

それよりも、

「プロジェクトがいいと思ったら投資して欲しい」

「微妙だと思ったら投資しなくていい」

「選択権はあなたにある」

を約束しなければならない。

それがWIN-WINのビジネス関係だ。

借りを作ってはいけない。

死ぬまで『貸し』を作り続けるべきだ。

お願いした時に相手が断れない状態をつくる。



3.  『偽物』と『本物』


見極める方法は『顔』だ。

騙されないよう自己防衛のために『顔』で判断する力が養われる。

「こういうやつは嘘つきだ」「こいつは見栄を張っている」とかが分かる。

話す場合は、その人の違和感を分析する。

「そうなんですね!」って言った人と、

「そうですよね〜」と言った人がいる。

「そうですよね〜」って人は、

話したことを『知っていた』もしくは、

『知らないけど知ったかぶりをした』のどっちかだ。

たが、レベルの高い人だと『知っていた』としても

「そうですよね〜」とわざわざ言わない。

相手のことを気遣って、

『勉強になっている』かのようにリアクションした方がいいと判断できるからだ。

『知っていた』としても「そうなんですね!」と相槌を打つ。

だから「そうですよね〜」と言う人は『偽物』だ。

「私はあなたと同じレベルにいますよ」とアピールしたいのだ。

「そうですよね〜」の一言でレベルが高くないことがバレる。

いくら取り繕っても何気ないところで出る。

『本物』になるには自分の実力をつけるしかない。


僕は保険屋で働いていたが、保険屋の多くはお金持ちを狙いたがる。

ただし、お金持ちのなかでも

『ちゃんとしてるお金持ち』と『ちゃんとしてないお金持ち』がいる。

悪いことをしてて人格も終わってるけど何億も稼いでるお金持ちもいる。

そんなお金持ちと付き合ってると自分も終わる。

何故ならば、『本物』から選ばれないからだ。

『偽物』と『本物』では、『人の集まり方』が違う。

お金も人も集まるのが『本物』だ。

その人にお金だけ集まってるのか、

それとも人も一緒に集まってきているのか。

そこを観察すれば『本物』か分かる。



4.  [#30  マフィアの器] を聞いて


『器』って言葉は知っていましたが

僕自身、言語化はできていなかったと思います。

『肉を切らせるのが器』っていう表現は分かりやすい。


『借り』だと思っていない人に、いくら『貸し』をしても返ってこないですね。

『借り』が分かる人に貸すことで意味が出てきます。

相手を選んで『貸し』を作らないと意味ないです。

貸して貸して貸しを作りまくろう。分かる人に。


『偽物』は『本物』から見るとすぐに分かるんですね。

「そうですよね〜」の一言からの想像力がすごい。。。

経験値を積むと

話すまでもなく『顔』で偽物は分かるらしい。。。



芦名勇舗さんの「ASH RADIO」というラジオの内容を

自分なりの文章でお伝えします。

芦名さんの考え方が面白くて好きなので是非皆様も参考に!


芦名勇舗さんの「ASH RADIO」↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=5XjUliC4u18


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