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#38 副業の落とし穴



※「ASH RADIO」を2分にまとめました。



1.  お客さんの要望を聞かない


ポリシーとは、

簡単にいうと『お客さんの要望を聞かない』ことだ。

こっちのスタイルに合わせさせる。

「商売の基本はお客さんの要望を聞くことだ!」

っていうのは昔の話し。

昔の日本人は全員一緒だ。

ニーズが全員一緒なら、お客さんの要望を聞けば聞くほど儲かる。

しかし、現代は情報もマーケットも多様化している。

誰を選ぶか、選ばないかの時代だ。

昭和の人で「俺は客だぞ!」という人がいまだにいる。

違う。お前は客じゃない。


ポリシーを持っている企業は発展が早い。

例えば、

『メルカリ』は若い女性しかターゲットにしていない。

若い女性の中でも、さらにマーケットを絞っている。

「500円じゃなくて2万円くらい安くなりませんか?」

って人はお客さんじゃない。

「他でやってくれ」というスタイル。

それがポリシーだ。


発展が遅い企業は

「周りの企業が産休制度を採用しているから、うちも産休を取り入れよう」

これではポリシーがない。

産休が本当に必要か?

産休は働いてないのに給料を出す。

そこまでして人材が欲しいのか?

そもそも産休は自分の企業にとって本質的か?

「周りがやっているから」ではポリシーがない。



2. マルチタスク野郎は本気が伝わらない


マルチタスク野郎はよくいる。

「保険営業も介護もコンサルも飲食もやってます」

上手くやってるんだなー。で終わる。

その人が何に本気なのかが分からない。

それよりも、

「保険一本でやってます!」の人の方が紹介しやすい。

マルチタスクは本気が伝わりづらい。

『かっこいい。でも誰も応援してくれない』状態になる。


副業を副業のつもりでやっても成功しない。

副業に100%で本業を0%の割合でやる勢いでないと成功しない。

本業の仕事が上手くいかなかったら、「まぁ副業があるし」

副業の仕事が上手くいかなかったら、「まぁ本業があるし」

と負のスパイラルに入る。

双方に責任転嫁をしてしまう。

自分がマルチタスクを言い訳にしてなくても

周りの人がそういう扱いをする。

「〇〇さん、色々やってて忙しいもんね」

人はそれに甘えてしまう。



3.  マルチタスク野郎には仕事が集まらない


「一個じゃあまり稼げないから色々やってるんです」

これを紐解くと、『色々やってるから稼げない』ということだ。

『仕事が増えたらお金が増える』のは間違い。

例えば、

自分が心臓の手術をする場合に誰に任せるか。

「心臓の手術も、皮膚科も、内科も、やってます」

って医者よりも

「心臓の手術一本で30年やってます」

って医者に任せたいと思うはずだ。

色々やっている人にはクオリティーの心配が出てくる。

だからマルチタスクの人に仕事は集まりにくい。

結局、その人に何を任せればいいのか分からない。

これがマルチタスクの危ないところだ。

しかし、突き抜ける人でマルチタスクの人はいる。

『ホリエモン』とか。

ホリエモンはやることをやってきている。

それを他の人がホリエモンの外側だけを真似している。

それでは成功するはずがない。



4. [#38 副業の落とし穴] を聞いて


『ポリシー』はターゲティングに通じるものがあるんですね。

多様化した現代では、

「誰に対して」と狭く、深く考えることが重要な気がします。

そして、自分がターゲットにした層に対して選ばれるサービスをつくる。


確かに、マルチタスクはカッコいい!

でも本気度が伝わらないのか。。。

「色々やってて忙しい」って自分の言い訳だけではなく、

周りも言い訳を作ってくれるってのは厄介ですね。。。


お医者さんの心臓の手術の話しが分かりやすかったです。

僕も、

「心臓の手術も、皮膚科も、内科も、やってます」ってお医者さんには

自分の手術を頼みたくない。笑

色々やってると、かえって仕事が集まらないと納得しました。




芦名勇舗さんの「ASH RADIO」というラジオの内容を

自分なりの文章でお伝えします。

芦名さんの考え方が面白くて好きなので是非皆様も参考に!


芦名勇舗さんの「ASH RADIO」↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=5XjUliC4u18




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