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『この胸いっぱいの好きを、永遠に忘れないから』読書感想を書いていただきました!

まず、見ていただきたい!
この素晴らしいヘッダーを!!w
(お借りしちゃいました♡)

さすが作家さんなので、自分の作品の表紙を考えたりするだけあって、めちゃくちゃ素敵に作ってくださいました。
(私も自分の作品の表紙、カッコよく作りたい)

仲良くしていただいている作家のApisさんが、私の書籍の感想を書いてくださいました!

まず、同業という作家さんに作品を読んでいただけるのは本当に貴重なことで、今までの私には経験のない感動をいただきました。
ありがとうございます。

そして、介護職の経験がある方なので、私の小説をその観点からも感想をくださいました。

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Apisさんのいうように、「病気」や「死」がテーマだったりすると、詳しく書かないでぼやかした書き方をする方も多いように思います。
きっとすごく若かったら病名なんて書かないで「余命〇日」とか、ぼやっとした書き方をして、勢いだけで書き進めたかもしれません。
それが私には出来なかったんです。
つじつまが合うように、病気って何? どんなふうなものなの?って、しっかり述べなければ読者には共感してもらえないんじゃないかって思いました。

以前も何かの記事で書いたのですが、この小説を書籍化するのに編集さんとお会いして色々お話させていただいた時、「すごくいいお話で、書籍化にしよう!って決まっても、若い人は想像を勢いで書いてしまうから、結局これは書籍には出来ないなってなってしまう作品も多い」そんな話を聞きました。
(野いちごは、暴走族のヘッドとか、御曹司とか、どこかの王子様とか、そういう設定のドキドキ感を重視した作品が多いので、イメージだけで書いてしまう人も多いのかもしれません。私の主観なので悪しからず)

フィクション、架空、ファンタジー、イメージだけで書けてしまうものもたくさんあるけれど、適当な感じになっては、どんなに面白いものでも本にするのには大きな壁になってしまうこともあるのかな?って思いました。
実在する病名を使うなら尚更ですよね。

しっかり書くところと、ぼやかして書くところと、上手く使っていけるといいなって思います。

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Apisさんがこう書いてくださっています。

 ただ、病気をはっきりと書くことで「奇跡が起こってハッピーエンドになる」選択が無くなるという側面があるということに、今回この本を読んだことで実感しました。

私の作品は、ハッピーエンドで終われないものが多い気がします。
もちろん、そう終わらせたい。
主人公を幸せにしてあげたい。
そう思います。

でも、どうしても悲しい結末と、それを乗り越える主人公にスポットを当てたくなってしまうのです。

それは、もしかしたら自分と重ねているんじゃないかって思うことが時々あります。
もちろん設定はまったく違うものですが、どうしても乗り越えなければいけない大変な思いを案外たくさん経験しているので、私の書く主人公も、乗り越えられないことはない。

頑張れ。
頑張れ。

そう思いながら作品を書いているように感じます。

ずっと恋愛小説を書いてきたけれど、ただ「好き、嫌い」だけじゃない、そんな物語が私は好きなのかもしれません。
主人公の成長が感じられるものが好きです。

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Apisさんは主人公だけでなく、脇役にまで目を向けてくださいました。

以前、感想を書いてくださった遊月さんも登場人物の先生のことをすごく気に入ってくれていた(気に入ってというか、その先生について感想を書きたかったと言ってくれた)


脇役もすごく大切な役割として細かく設定を考えています。
でも、読者からの感想で主役以外の名前が出ることは初めてで、すごく驚いています。

しっかり考えているとは言っても、読み手にとってこんなに印象深く思ってもらえるって、今後はもっと脇役にもしっかりとした意識を持って書いていこうと気付かせてくれました。
それこそスピンオフではないけれど、その脇役が主役を張れるような素敵な登場人物たちを書いていきたいです。

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感想を書いてくださった作品は、もう5年も前の作品です。
今読み返すと本当に拙く、もっと書けただろうと突っ込みたくなるようなことばかりです。
でも当時はそれが精一杯。

そして、野いちごの世界しか知らなかったから、書き方も、内容も女の子を意識して書いています。というか、ケータイ小説っていう書き方になっています。

今こうやっていろんな作家さんと出会って、感想を書いてくださることは本当に奇跡のようなことで、ありがたいって思っています。

今はまた、私自身、書き方も考え方も変わって、私の作品自体も少しずつ変化しているように思います。

それは悪い意味ではなく、以前の夕雪作品を好んでくれた読者の気持ちを裏切ることがないような、そんな作品を書き続けていきたいと、今回改めて思いました。

Apisさん、こうやって感想をくださったこと、本当にありがとうございます!
わざわざ紙本を手に取ってくださって、本当に嬉しいですw
ありがとうございました!!


とにかく! Apisさんの感想を読んで欲しい!

Apisさんもたくさんの作品を書かれています。

Apisさんのnoteに作品のことが書かれているのでチェックしてみてください。幅広いジャンルの物語を書ける作家さんです。(羨ましい……)

同じ猫好きとしても仲良くさせていただいています。





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