普通ってなんだ。

こんにちは。　

「コロナのせいで普通の生活が奪われた。」
こんな言葉をよく耳にします。

そもそもみなさんにとって「普通」ってなんでしょうか。

「いや、普通はさ、〜するじゃん。」
「それ普通だよね。」
こんな言葉もよく聞きますよね。そして何気ないうちに発してるのではないでしょうか。

普段何気なく使っている「普通」という言葉。その意味や、その使われ方について考えたことがありますか。

今回はぜひ、「普通」ということについて考えてみましょう。

普通とは

普通とは・・・
特に変わっていないこと、ありふれたものであること。

普通の言葉の意味は上記の意味を表します。

そうなんです。「普通」はどこにでもありふれたものなのです。

では、私たちは「普通」でいなきゃダメなのでしょうか。

「普通」というのは、その人の考え方や価値観によって大きく左右されるものであると考えます。

つまり、自分自身の普通は、他人にとっての普通ではないということがあるということです。

人にはそれぞれの生まれ、育ち、とりまく環境、置かれている状況があります。その影響も大きく関わり、自分自身の普通は普通ではなくなるということが多くあります。

例えば、毎日お酒を飲む習慣がある人とない人がいるとします。お酒を飲む人にとっての普通は毎日飲むこと。お酒を飲まない人から見たら普通ではないということになります。

これは自分自身の「普通」と比べた結果でしかないのです。

ただし、「普通」が、「世間一般から見た普通」であることも多いのが事実です。

「私から見た普通」なのか、「世間一般から見た普通なのか」それを見極めることも時に大切になってきます。

自分自身のものさしで測らないこと

「これが普通である」という考えは、持たない方が良いと考えます。

その人にしかわからない考え方や価値観が生きている上で形成されているからです。

自分自身の普通は、自分なりの「ものさし」でしかないのです。

自分が生きてきた中で作られた「普通」という考え方が、時には自分の価値観を一方的に押し付けているということにもなりかねません。

他人を尊重できずに自分自身を「普通」であるという考え方をしていると、他己理解につなげることができません。つまり、自己中心的な世界が形成されていくと考えます。

終わりに

「普通」の価値観が一致することもあれば、異なることもあります。
今みなさんが考える「普通」ということに違いはあっても良いのです。

「普通」は「自分なりの普通であることも多い」ということを頭の片隅に置いておくだけで、他己理解をするために大きく活かしていくことができるのではないでしょうか。

「これが普通だよ」と価値観を押し付けられても、自分なりの普通を大切にしても良いときもたくさんあると考えます。

私はなりたい自分を目指して今日も生きる。

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