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精神疾患、それは突然に

厚生労働省のホームページによると
うつ病は日本人の約15人に1人が一生のうちにかかる病気とされている。
また、2020年の厚生労働省の患者調査では
「精神及び行動の障害」に該当する患者数は約500万人とされている。

精神疾患、それは突然に

「病むやつは心が弱いんだよ」「気合いが足りてないんだよ、気合いが」「考え方の問題だろ」「うつとかただの甘えでしょ」「心の風邪なのになんで風邪で何ヶ月も休んでいるんだよ」「ネットとかのうつ病診断なんか誰でも該当するし、あんな病気は病気じゃない」
よく世間で聞く、うつ病や適応障害などの精神疾患に対する声である。

私は上記の様な辛辣な意見を持っていなかったが「しんどいんだろうけどまあ、自分は気合いも体力もあるから大丈夫」くらいの認識であった。
いつも通り、眠い目をこすりながら目を覚まし、いつも通りのダルさと吐き気、ふらつきを感じながらトイレに向かう。

嘔吐

そう、この瞬間、精神疾患という賽が私に投げ込まれたのである。
嘔吐、手足の震え、動悸、泪が止まらなくなり立ち上がれなくなったのである。
もちろん、その様な状況では出社することはままならず仕事を休むことにした。
そして、這いつくばりながら心療内科に行ったのである。
診断は「適応障害」
ストレス性の精神疾患と診断され、症状を鑑みて休職に至った。

ここから私の療養生活が始まったのである。


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