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私のシチュエーショナルリーダーシップ

こんにちは。ライフイズテックでプロダクトマネージャーをしているうーちゃかです。

先日社内でピープルマネジメントについて語る機会がありました。
過去の経験や考えていることについてざっくばらんにお話をしたのですが、私がとっているスタイルは「シチュエーショナルリーダーシップ」というそうです。

シチュエーショナル・リーダーシップ理論とは

シチュエーショナル・リーダーシップ理論

簡潔にいうと、メンバー一人ひとりの能力やモチベーションに合わせて、マネージャーの対応を変えるというものです。 ケン・ブランチャードが提唱したリーダーシップ理論で、状況対応型リーダーシップともいわれています。

今のマネジメントスタイルを築くきっかけ

現在社会人になって15年目で、事業やプロダクトマネジメントの責任者として10年以上、ピープルマネジメントに関わって7年が経過しました。
今のマネジメントスタイルに至るまで、特に影響を受けたものを書き出してみます。

学生時代

私は元来のリーダー気質ではありません。
学生時代は卓球部に所属していました。近くに住んでいた親戚が卓球をしていた為、小さい頃からラケットを持っており、在籍していた中学校は市内最弱校の一角にカウントされていましたが、私は県では上位の選手でした。
にも関わらず、部長選挙では一票も入りませんでした。
とにかく人望がない学生時代でした。

新卒から社会人4年目まで

新卒は外資コンサル出身の社長が作ったITメガベンチャーに入社しました。
優秀で自己肯定感が高いが故にストロングスタイルのマネジメントをするマネージャーが多く、当時の私も同僚を詰めたり、何なら家族や恋人にも詰めモードで接していた気がします。
自己肯定感は高いが人間的に未成熟だった期間です。

リクルートでのマネージャー経験

20代後半から30代半ばまでを過ごしたリクルートではマネージャーを経験し、ピープルマネジメントに関して考えさせられる機会が多かったです。
Will-Can-Mustというフレームワークがあり、メンバーは目の前の仕事だけではなく、中長期で何にチャレンジをしたいかの意思表示が求められます。ただ自分のWillを言語化するのは難しく、1on1を通じて一緒に考えを整理する進め方をしていました。

特に印象的だったのは、総合商社から中途入社してきた社員が、1年ほど本領を発揮できていない期間があったのですが、1on1を通じてWillを整理し未経験の人事にキャリアをピポットして大活躍したことです。
この時にピープルマネジメントにおける対話の重要性を強く感じました。

PEファンドの買収先での経験

PEファンドの買収先にDX責任者として入社しました。
この会社はフランス人社長による軍隊的マネジメントで売上を伸ばしてきたワインの販売会社でした。

売り上げは伸びていたものの、こういうリーダーシップだと社内政治が横行したり、何を言うかより誰が言ったかが重要になっており、組織として成熟度がまったく上がっていかない姿を目にしました。
これはアンチパターンとして、私のマネジメントスタイルに影響を与えています。

伝えたいこと

ピープルマネジメントは自分がしてきた経験の鏡みたいなものだと思うので、過去自分が受けてきた経験、マネジメントを振り返って、評価する。取り入れられる部分はどこなのか考えてみるのが良いと思います。
また、すでに轍を踏んできた先人に話を聞くのも有効なのでメンターを見つけるのもおすすめです。(本はそれぞれ状況が異なるのであまりおすすめしないです)

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