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米は日本の血となり肉となり魂となる

ご飯好きである。
ご飯さえあれば生きてゆける。 
主食はご飯である。
上手くいったもんだ。
主にご飯を食べるのである。
誰がなんと言おうがご飯が好きである。
今一番ハマっている食べ方は、出来立てのご飯にバターを溶かして納豆で頂く。
美味いことこの上ない。
朝、味噌汁に麹をいれて、納豆バターご飯を頂く。
何よりのご馳走であります。

神に米を捧げ、祈り、通貨とし米文化を作り上げた日本

田んぼに稲を植える。
稲穂がつく。 
神様に米を奉納するる
神様に奉納する同じ米を民はいただく。 
日本人は米文化である。
米を食べる民族である。
農耕民族日本人は何千年も田んぼを耕した。

天災にあって米が不作にならないように祈ってきた。
山神様や土地神様に祈ってきた。
米の為に戦をし、金の代わりに年貢として米を大名様に納めた。

白ごはんは庶民には貴重な食べ物であり、麦あわヒエを入れてご飯を食べた。
戦争中は銀シャリと言ってとても
高価な食べ物になった。
ご飯を食べることが出来ない飢餓状態の日本であった。
米を食べたい一心で生きた時代であった。
原爆を2度投下、東京大空襲、沖縄本土決戦、300万人の民がなくなり、1945年8月16日、敗戦国となった日本にアメリカGHQの占領下に置かれた。

給食の配給と共に、小麦が入り込みパン食が入りこむ。パン食をするのが当たり前になり、パスタなどの小麦粉食品も当然のように、食卓に並ぶようになった。

敗戦してから、77年の時が過ぎ、気がつけば日本人は米を食べない民族になっていた。

近所の40年間、地域の食卓にの米を届けたお米屋さんが、店を畳んだ。
理由を聞くと、今年は契約米農家さんが米作りをしないことにした。あるいは、高齢のために廃業をしたという。
自分達、夫婦も後継もなく店主さんも70歳を期に重労働なので、店じまいをすることにしたそうだ。
昔に比べて、今のは3分の1ぐらいしか米が売れなくなったとのことだ。
それに、今年の猛暑で米粒が小さく、黒い米などが混ざり合っている米が多く、米の等級が低くなり、米の値段が下がってしまってしまい、米農家さんはかなりの赤字になってしまったらしく、来年は廃業するという米農家が多くいると話を聞いた。

米を作る人もいない、食べる人もいなくなった日本。

神様に米を捧げ、神事として儀式を行い、米を通貨の代替とした日本、米こそ日本人魂ではなかろうか?
日本の血肉となり魂の糧にもしていた米が日本からなくなるのは、
もうすぐそこに来ている。

色即是空 空即是色🙏

#日本 #文化 #米 #農業