未来の出産(毒親)
人口子宮で子供を産む時代が来る。
男性と女性が性を介さずに、人間の素である卵子と精子を合わせ、受精卵をつくり人口子宮で育てる。受精卵などなくても髪の毛DNAだけで、自分のクローンをつくることが子供を産むということもありうる。
肉親とは、親、兄弟非常に近い血統の関係である。
しかし丑婆流に言えば、肉親とは男女が肉の関わりを持ち子供を産むことが肉親になると感じる。
地球という地での生殖とは、♂♀ との交わりである。
生命の形としての肉体を交えてこそ生命の誕生というプロセスは、地球の法則である。
出産とは、性が違う男と女が性愛をし、女性が十月十日かけて子宮で育てること。
臍の緒を通して母親から栄養をもらい、排泄をして、呼吸をする。
臍の緒で母親と子供がつながっている肉体の絆。
子宮から狭いせまい参道をくぐり
死ぬ覚悟をしながら生まれいずる子供。
母親とて、身体がちぎれるほどに痛い思いをしする。へたをすれば、脳出血や脳梗塞、大量の出血で死ぬこともある。
丑婆は42歳近くに自然分娩で出産をしたが、死ぬかも思った瞬間があった。
息みすぎて頭がガンガン痛くなった。
生み出す前に体力が消耗してしまいそうになった。
出血が大量にあった。
しかしながら子供は必死の覚悟で
高齢の母親から生まれ来てくれた。
出産という、子供と母の肉体をとうした必死の共同作業であった。
生まれた子供は母親と臍の緒で生命を維持しているが、肺呼吸に変わる為に臍の緒は切断される。
肉体として自立する一歩でもある。
出産は生命誕生の儀式のようなものだ。
しかし、そんな言い回しももう古い時代になってしまった。
そして、男女の性などいってしまうと性差別主義者にもなってしまう世の中になりつつある。
性は男女だけではない、子供は男女だけで産むものではない。
出産は同性でもできる。
そんな布石なのだ。
人口子宮で子供を産むのが当たり前になる時代が待っているのだろう。
丑婆は古すぎる、時代遅れの考え方と感じ方の人になる。
ある意味、毒親の形も変わるだろう。
肉体を通し、臍の緒の絆があり、
母と子が死を覚悟するぐらいの
濃密な親子関係だからこそ、母親は支配し、子供を自分のモノとすることが出来る。
母が毒化するのは、肉体を通した出産する体験からくるものでもあるとするらな、肉体を介さない人口子宮の出産では、肉の母つまり肉親にはなれない。
母と子の強固なつながりが無くなる。
毒親さえも古い時代の出来事になってしまうのだ。
色即是空 空即是色🙏