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ミスに対しての免疫力がなかった

入社してから上司や先輩社員が新卒に口を揃えていう内容の1つに

ミスや失敗体験はできる時にたくさんしなさい。

正直、この言葉を聞いた時に「ミスや失敗はしない方がいいじゃん」って瞬間的に思った記憶がある。

社会人1年目で色々な場面に遭遇し、精神的にも肉体的にも負荷をかけた1年だった。負荷をかける力も日に日に強くなっていくことで、より普段の作業や定期で行うタスクの精度と効率化が求められることになる。

入社して約半年の10月頃からボクの会社は早い段階から裁量権を持って、お客さんをリードするお仕事に携わる人が多かった。

顧客担当が決まる中で、研修時より緊張感が高まり、仕事に対してのやりがいと葛藤を経験する時期になっていた。また、1つのミスや失敗が直接的にお客さんの損失や売り上げにもつながる可能性があるためミスをしないように徹底的に対策網が引かれていた。

それでも、ボクはミスをしてしまった。

入社して初めての大きなミスで焦りまくり、先輩社員やお客さんにご迷惑をおかけしてしまった。

ミスに気づくまでに時間があり、気づいた後の周りのチームメンバーや上司とのチャットツールでのトークでミスの重大さを日が増していくごとに感じていった。

ボクはミスを避ける人生を送ってきた。

学生時代から社会人になるまで比較的に大きな失敗体験やミスがなく、世あたり上手で生きてきたこともあって、今回のミスに対しての免疫がほぼなかったことで自分のメンタルに直撃
ミスをした後は、自分の中でひきづってしまい、トラウマになり仕事が思うように進まなくなっていた。

そんな疲弊しているボクに対して先輩社員からかけられた言葉で

ミスしても極論死ぬわけではないから大丈夫。
今回ミスしたことに向き合うことも大事だが、ミスを怖がって何もしないことが1番の毒であり、成長を妨げる要因になる。
だから、前を向きなさい。

かけていただいた言葉自体はシンプルだけど、そのシンプルな内容が逆にボクの心を撃った。前提として、ミスをしないことが最重要ではあるものの、リスクを取らない先には成長や変化はない

今回のボクのミスに対して、しっかりと向き合うことと次回ミスをしないための対策、そして何よりミスを怖がらずに真摯に挑戦する姿勢が何より今身につけるべきことだと悟った。

今回の経験を通しての学びとして

①ミスは前提しないように最大限の対策を取る。
②ミスが起きたときの対応と関わる人への向き合い方は真摯に素直に行う。
③ミスに怖がらず、前を向いて挑戦し続ける。

結局、ミスや失敗は基本的にはしないように対応することが重要であるが、
起きた後のミスに対しての向き合い方やミスをただの失敗体験と捉えるか成長体験として捉えるかで自分の仕事や生き方の指針になる。

どんどんミスや失敗を繰り返して免疫力をつけていくと同時に同じミスを繰り返さないための予防接種(対策方法)を実施してステップアップしていく。

ミスや失敗は、自分の実力の一部でもあり、自分自身の成長やさらなる高みを目指す上で避けて通れないチャレンジであることを忘れてはいけない。

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