生活保護からICTを活用した教育での通信代が実費支給されるようになった

2020年5月16日 12:28

学校で行うICTを活用した家庭学習に関し、生活保護から通信代を実費支給されるようになったようです(5/15事務連絡)。

まずは早く拡散せねば、と思って上記のツイートをしていたのですが、通知だけ拡散されても必要な人に必要な情報が届かなそうなので、簡単解説を書いてみます。
ここだけ読めばの三行概要を書いておくと

・生活保護世帯は、学校の課題やるための通信費が実費支給される
・対象は学校の課題やった分の通信費
・5月の通信費から対象なので困ったらケースワーカーに相談を

です。
以下、もう少し補足です。

学校の課題やるための通信費用が生活保護の範囲に

5月15日に厚生労働省から自治体に対し事務連絡が出ています。

要約すると

・コロナ関連の休校等で家庭学習をする必要が多くなっている
・文部科学省はその家庭学習についてICTの積極活用を薦めている
・生活保護費としては、今まではワークとかの教材までだった
・でもこの状況を踏まえ、ICT活用のための通信費を実費支給する

という感じです。

対象となるのは、学校が実施している家庭学習に関し、ICTを活用して行う場合の通信料です。
ただ、新規または増加した通信量分とのことなので、家庭のWi-Fiの新規契約などだと難しい面があるのかも、です。以下、通知文別添の該当箇所です。

通知文では以下の記載なので、５月からの通信料が適用されます。

２適用する時期について
別添２による「教材代」としての通信費の支給については、令和２年５月に請求された通信費から支給できることとします。

恐らく生活保護受給者であれば、福祉事務所のケースワーカーさんとの繋がりはあるはずなので、そこに相談のようです。

この通知文は、厚生労働省から自治体向けなので、生活保護受給者に届くには、さらに自治体からの伝達を待つ必要があります。
でも、既に子供の学びは格差が広がる一方です。

早く情報を届けたいので、拡散希望です。
少しでも早く子供の学びが保障されるように。
少しでも保護者など子供を支える人への安心材料が増えるように。

宜しくお願いします。

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