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手取り14万を切り捨てたホリエモンが勧める月収10万の暮らし

先日、堀江貴文氏が手取り14万円を嘆く方に対して「お前が終わってんだよ」といつもの彼の調子でバッサリと切り捨てたことで炎上していたようでした。

そのような厳しい就業環境に置かれた人がいるという現状は問題ですから、改善が求められるところです。

しかし一方で、その現状を打破できずに安住していた可能性も否めないような気がします。

(かと言って堀江氏のように歯に絹着せないを通り過ぎた?ようなレベルの発言もどうかなあと思いますが、感情論は一度置いておきましょう。暴言は波及力ありますから、悪いばっかしじゃないでしょうし)

その炎上に対するフォローなのか老婆心なのか、堀江氏はその後、月1、2万の家を借りて、ネットで10万稼いで、地方で悠々自適に暮らす的な発言をしています。どうせ今時日本中どこにいてもみんなYouTubeとNetflixだし、とも。

昨今よく収入と貧困の話になりますが、本当に低収入イコール貧困なのでしょうか。

確かに東京に家を借りて手取りが14万だときついかもしれませんが、実家が近い人はそこから通えば生活が一気に底上げされますし、それが無理なら地方で14万だったら手元に残る金額は増えるでしょう。

好みはあるでしょうが、住み込みの仕事なら家賃はかからないし、食費だって全部出るところもありますから、それなら収入の全てを貯めたり投資したりできます。

堀江氏の言うように月1、2万の家はいくらでもありますし、仲良くなれば空いている離れや納屋をタダで使わせてくれるなんて話も珍しくありません。

ネットの募集には出していなくても(行政の空き家バンクなどに載ってるものはありますが)、対面して、信頼できる人なら使って欲しいと言うケースはゴロゴロあります。だって田舎は笑えないくらい空き家だらけですし、住む人がいない家はすぐに悪くなりますから。

賃貸に限らず、家も土地もまとめてもらって欲しいという話だってあります。タダだと税金が余計にかかるから、わざと数万円のお気持ちだけの価格にするとか、行政書士代だけとかにすることもあり得ます。

タダの家だと改修スキルを問われる状態である可能性もありますが、100万円払えばかなり綺麗な家だって売ってます。

そこで野菜を育てるなりすれば、食費の大半は浮いてしまいますし、近所の人が食べ切れない野菜をこれでもかと頂けますし。

田舎のGDPは低いかもしれませんが、GDPと無縁な助け合いやギフトの経済があるんですよね。

そしたら正直月10万を稼ぐ必要だってないかもしれないし、事実僕は現状そんな感じです。

どうしてもお金が入りようになったら、ちょっと出稼ぎでも行けばなんとかなりますしね。それこそ住み込みのバイトとか。まだその必要もないですが。

結局のところ、貧困っていうのはマインドなんだと思います。貧困マインド。

生き方や考え方ひとつ変えるだけで、収入の多寡はそのままでも、むしろ減ってでも、貧困は脱出できるものだと僕は思います。

(新暦11月9日 旧暦10月13日)

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