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青山で食べたグルテンフリーピザが美味すぎて、田舎在住者として素直に羨ましい

旧暦10月は毎日投稿しようと思って続けてきましたが、11月10日(旧暦10月14日)の投稿が深夜0時をまたいでしまって11日(旧暦15日)にずれ込み、11日は時間が取れず、12日(旧暦16日)は東京から島根への移動で記事を書けず、という状況が続いてきましたが、気を取り直して再開します。

前回の投稿で、田舎暮らしより確実に都会が優っている点を3つ取り上げましたが、東京滞在最終日にもうひとつ発見しました。

それはオーガニックとかヴィーガンとかベジとかグルテンフリーといった、食の選択肢が豊富なことです。そもそも人口が多い上に、カルチャーの発信地でもあるし、外国からのゲストや移住者が多いですからね。

滞在中には、10月25日に日本に上陸したばかりのイタリアのピザチェーン「ピッツァ フィレンツェ 表参道店」でグルテンフリーピザを堪能しました。

ここはイタリアのグルテンフリーピザ選手権優勝者直伝というだけあって、小麦生地と遜色のない本格的なピザでした(食べログの星はまだ高くないのは、レビューが少ないからだと思われます↑)。

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生地は「100%イタリア産、無農薬有機栽培された原材料を独自の比率により配合したグルテンフリー粉」とうたうのみで、企業秘密であるらしい。

グルテンフリー生活をおくるものとしては、是非とも教えて欲しいし、オープンソースになって各ピザ屋に広まって欲しいと思ってしまいますが、まあ仕方がないですね。

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その日は二人でマルゲリータと水牛モッツァレラのピザを注文したのですが、アンチョビのピザが間違って配膳されまして、それに気がつかず食べてしまったのでサービスとなり、たらふく3枚を完食しました。

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上の写真はマルゲリータ。直径はざっと30cmはあります(正確には測ってません)。これがグルテンフリー生地で1500円。サラダとエスプレッソ(飲んだのはアメリカーナ)もついてくるのでお手頃です。

その時のアンチョビのピザは多分グルテンフリーじゃなかったのだと、小麦らしい風味を感じて途中で気がつきました。しかし途中まで小麦とグルテンフリーの味の違いに気がつかないほどに、グルテンフリーピザの出来が素晴らしいんです。

(たまにグルテンを食べるとメチャ体が重くなって、眠くなるんですが、この日はその後も歩きまくっていたせいか、特に問題は起きませんでした)

こんなに美味いグルテンフリーピザなんてそうそう食べられませんから、その翌日の東京滞在最終日もここでたべようと考えていましたが、新宿にもグルテンフリーピザを提供するお店があるようだったので、そちらに行ってみることに。バスに乗るのが新宿でしたので。

しかしまさかのグルテンフリーピザはやめました、という結末に一気に晩御飯難民に突入。すでに日本ではブームが去ったのでしょうか。こちとらブームとは関係なしに、体調が良いのでグルテンフリーなんですけど。

少々歩き回った末に、新宿駅構内のエキナカにあったMINIで割引になったオーガニック弁当を発見して、結果、体に優しい夕食に大満足してバスに乗り込んだのでした。

そんでもって広島に到着して(そこから車で島根へ帰ります)、何と無くグルテンフリーとググってみたら、近くに米粉のパン屋さんを発見。全てがグルテンフリーではないですが、米粉含有量が50%から100%と選べるんです。米粉は広島産。

米粉パンを売っているところは数あれど、100%米粉のパンはかなり稀ですし、しかもかなり美味しい。これは確実に行きつけになりますね。地方都市といえどさすが都心部です。地方頑張れ!

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ちなみに田舎の方でも最近は米粉のお菓子が増えていて、結構当たりがあるんです。米粉は割れてしまったり粒の小さくて一般的に流通しないようなお米を有効活用できるので、地域おこしとしても優れているんですよね。

そう、実は田舎はグルテンフリー菓子やパンで抜きん出るポテンシャルがあるのですが、まあ需要がどうしても少ないのが難しいところですね。それもあって米粉菓子は少し割高ですし、小麦製品ほど出来が良くなかったりするものもありますし、そもそも小麦ほどジャンク要素(小麦はモルヒネのように作用して多幸感を生む)がないから売れ行きはそれほどでもないのかもしれませんね。

田舎こそ都会からのリトリートとしてオーガニックやらグルテンフリーやらが必要だと思うのですがね。(自分で作るしかないのかな)

(新暦11月13日 旧暦10月17日)


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