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TrelloからAsanaにデータ移行する最善の方法「Unito」

Unitoを使う

結論、Unitoというツールを使って無料でTrello→Asanaにコンバートできるとうお話。

Trelloのカンバン型のToDo管理、わかりやすくて4~5年くらいずっと好きで使ってるんですが、複数のプロジェクトで横断して自分のタスクを見る方法がいまいちなので、Asanaに乗り換えてみました。

引っ越し方法をググると、TrelloのデータをJSONかCSVで吐き出してAsanaインポートすれば良いと出てきますが、Trelloのカードのコメントとかチェックリストが上手く移行できない。。。

色々調べてみると、Unitoという、ワークフローアプリが良いらしい。

トライアルで14日間だけ無料で利用できるとのこと。移行のためだけだったら期間は十分。

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「Try it free」をクリックして、サインアップしましょう。

自分はAsanaアカウントでログインしました。

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ログイン後、色々登録してくれと言わるが、何も入力せず「Next」でスキップできる。

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やり方

※ここから先は自分がやった方法ですので、必ずしもベストな方法でない可能性があります。データの連動が起きますので、あくまで操作は自己責任でお願いします。

やることは5つ。

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まず、「1. Connect your tools」で引っ越し元(Trello)と引っ越し先(Asana)を選択します。

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UIがわかり易すぎて神がかってる。

今回は、TrelloのボードとAsanaのプロジェクトを選択します。

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続いて、「2. Set your flow direction」で、双方向同期なのか、一方向同期なのかを設定します。

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続いて、「3. Choose the cards and tasks you want to sync」で、どのカードやタスクをシンクするのか設定します。

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IF、THENの構文を使って、「Trelloのカードが、このリストに入っている場合、Asanaのこのセクション(Column)に入れる」という設定ができます。

同じように、「このメンバーがアサインされている場合」「このラベルが付いている場合」というようにトリガーを設定できます。

自分はとりあえず初期状態のままにしておきました。

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「Trelloの『開発中』のリストのカードはAsanaの『開発中』のセクションに、Trelloの『処理済』のリストのカードの場合はAsanaの『処理済』セクションに、、、」というようなマッピングは次のステップで設定。


続いては最も重要な項目のマッピング、「4. Specify what information flows between tasks」を行います。

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大変かと思いきや、プリセットで大体のマッピングを行ってくれています。これぞ神。。。

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また、TrelloのリストとAsanaのセクション(Column)のマッピングも可能です。予めAsana側でセクション(Column)を作っておきましょう。

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Trelloは「完了」というステータスが無く、「完了」というリストに入れてしまっている事が多いので、これをAsanaの「完了ステータス」にするというのは難しそう。仕方ないので、一旦Asana側で「完了」のセクションを作ってTrelloっぽくそのまま移行することに。

ちなみに、添付ファイルは、有料プランでないと難しいっぽい。

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最期は、「5. Launch your flow」でフローを動かしてあげます。

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フローの名前をつけます。

フローをバックグラウンドで自動で動かすチェックは入れたままにしました。

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すると、画面下に「カードかタスクを追加するとフローが動くよ」と表示されます。

今回は、古いカードもまとめて移行してしまいたいので、下の方に小さく出ている「Include older cards or tasks」を押してください。(これやらないと移行できません

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「以前のものも含めていいのね?」と聞かれるので、「Include older cards or tasks」をクリックして、フローを開始します。

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30秒くらい待つと、お引越しが順次開始します👏

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フローが終わったらAsanaを見て、移行されていることを確認しましょう。


移行が終わったら、自動同期を切ることをオススメします。(一方方向シンクだったはずなのに、移行後のAsanaのタスクの状態がなぜかTrelloに新暮らせて影響されてたりしたので。)


最後に

というわけで、便利なシンクツール、Unitoの紹介でした。

Trello、Asana以外に、
GitHub、Bitbucket、Google Sheet、HubSpot、Jira、Notion、Salesforce、Slack、Wrikeなど、グローバルなタスク管理系のツールに対応しているみたいなので、他のツールでもぜひお試しを!

気まぐれにしか更新できていませんが、今後もSaaSの便利な使い方やUI, UXデザイン、葬儀業界のDXについて、引き続き発信していきます〜。

あとがき)
ちなみに、移行して分かったのですが、TrelloのチェックリストがAsanaのサブタスクに上手く移行されませんでした。。ぐぬぬ、なぜだ。

あとがき2)
チェックリストとサブタスクの同期など、マッピングで色が薄くなっているものは、トライアルだと機能制限されているようでした(Unitoの担当から聞きました)。
お願いすれば、機能制限を解除してくれるので、気になる方はUnitoのサポートに問い合わせてみると良いかもです(英語ですが)。(2021/09/24更新)

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