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愛しい息子と。。。Ⅲ

  🍱今朝の母の朝ご飯は、美味しい伊勢屋鳥ごはん🥢

中秋の名月の21日、仕事帰りに深川伊勢屋から月見団子といっしょに晩御飯用に買って来た鳥ごはんだったが、息子はサミットから弁当を買って来てさっき食べたから、お腹いっぱいで食べられないと言った。
   なんだよ(-_-メ)そんならLINEで、晩御飯いらないって言えよ❕
しかし、ありがたいことに、伊勢屋さんの鳥ごはんの容器は電子レンジOKなので、その日は冷凍室に直行していた。

昨夜息子が、明日は朝6時に出かけるから朝飯も晩飯も要らないと言ったので、鳥ごはんを冷蔵室に移しておき、今朝は息子が買ってくれたヘルシオの、レンジ機能でチン!

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600W4分でホッカホカフッワフワ

🍵美味しゅうございました❣🥰

母が息子を世帯主にしてから、一事が万事そんな感じで、まるで夫婦のような態であるが、ここに越してくるとき60歳を越えていたのでこれからは息子の扶養家族になるつもりで、息子にもそう説明して、賃貸契約や公共料金の支払いを含めてすべて息子名義にした。
息子はこの3年間完璧にその義務を果たし、母が仕事をやめて収入が足りなくなった時も補充してくれた。

しかし、税金というものは良く計算されたもので、18歳から働き続け、嫁・妻・母として社会的責任も果たし終え、やっと年金を受け取れると思い、これからは国への教育貸付金返済も楽になると思っていた母に、年金収入だけでも扶養には入れないと告知し、住民税・所得税・健康保険税・介護保険料(これも税金か!?)と銘打って、容赦なくお取り上げなさるのだ。
息子と同居する限り低所得者には優しくという定義は当てはまらず、そして老い果てるまで税金を払い続け、最後は息子に世話になるしかないのだ。

高齢者になるまで、考えたこともなかった。
年金を満額もらえれば、生活が楽になると思っていた。
息子は『俺たちが歳を取っても、年金なんか1円も貰えないんだから』と、私の愚痴に反論する。
なんとか息子たちの時代にふさわしい、高齢者制度を作ってあげられないものだろうか。

先日、文芸社の『Reライフ文学賞』の募集広告を見た。

応募したいと言う衝動に駆られたが、息子と暮らす限り、私の第二の人生は始まらない。息子と同居している限り、私は良妻賢母から抜け出せないままなのだ。


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