キングダムに触発され、「法治国家」を熱く語ってみた
今晩はずーっと書いてみたかったテーマ、「法治国家について」です。なんで興味を持ったか。漫画のキングダムを読んだのが始まりでした。
秦国の王である政(せい)は、中華統一を目指します。ゆえに武将たちは、他国と凌ぎを削る戦いへ明け暮れてく。じゃあ統一したら、政はどうするつもりなのか。
王を頂点とする絶対王政を廃止し、「法の下に皆、平等である」という法治国家を創ろうとしているのです。自分の利益優先ではなかった!
ざっくりキングダム解説でした。わたしはこの展開を読んだとき、「ん?」て疑問で。法治国家て、そんなすごいの? 生まれた時から、法律があるのが当たり前。だからか、凄さにピンと来ない。
考えてはみるけど、全然わからん。でもやっぱし気になる。そんなわけで、ペンディングしてました。それからは「法律とは何だろう」。そんな視点で、日常を見つめ直しました。
ここにわたしなりの「法律とは何ぞや」を言いますね。(大胆発言。ドキドキする)
法律とは、価値観の違う、感情の感じ方が違う人が、ここ「日本」で暮らすにあたり、守っていくルール。違いに「どっちが正しい」なんて区別できないけど。でも社会生活をみんなでするために、基準は必要なわけで。きっとそれが法律。貧富も、性差の区別もなく、全ての人へ同等に課せられているもの。
法律のプロの方がもし読んでたら、「ちがーう!」て言われるかもだけど。わたしなりの言語化です。
こうやって考えてく中で、思ったことがあって。法律とは、法を作った人の思いが詰まってるなーって。つくづく思ったのです。
わたしの身近なことを例にすると、「診療報酬改訂」。診療報酬とは、健康保険の算定内容。簡単に言うと、お金をもらえる内容です。
「理想では、そうあればいいと思うよ。でもやっぱし、色々とハードルがあって無理だよ」。そんな二の足を踏んでる案件、あなたの職場でもないですか? 医療現場にもいっぱいです。
診療報酬が変わると、「しゃーねえなぁ」とばかりに現場が動き出し、変わりだす。コツコツと問題点を解消し、現実化に向けて進んでいくのです。
法を作った人は、「こうあって欲しいな。こんな世の中になって欲しい。だからこの法を発令す」なんて、思いがあるんだろうな。
自分がその場にいなくとも、人を動かすことができる。法とは、そういう力を秘めてる。
そんな風に思ったのでした。
では また
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