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2024.3.28(木)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比594.66円安と急反落。きょうの東京市場は利益確定の動きが一気に強まった。前日の欧州株市場がほぼ全面高様相で独DAXは7連騰で最高値更新が続いたほか、米国ではNYダウが500ドル近い上昇をみせ、S&P500指数が最高値を更新するなどリスクオンの流れにあったが、東京市場はこれを引き継ぐことができなかった。配当落ち分として日経平均には約264円の下押し圧力がかかったが、それ以上に全体相場は売り優勢の地合いだったといえる。機関投資家のリバランス売りが観測されるなか見送りムードが強まり、政府・日銀の為替介入思惑からドル高・円安基調に歯止めがかかったことも輸出セクター中心に買いが手控えられる要因となった。値下がり銘柄数は1300を上回り全体の82%の銘柄が値を下げ、業種別では33業種中、鉱業を除く32業種が下落した。

  • 中国株式市場は反発。中国政府が一段と積極的な景気刺激策を講じるとの期待が押し上げた。習近平国家主席や政府高官の発言も心理改善に寄与した。中国全国人民代表大会(全人代)の趙楽際常務委員長は28日、中国経済の開放は進む一方で、世界の景気回復の強力な原動力になると述べた。外国人投資家を対象とする「ネガティブリスト」を縮小するとも語った。香港株式市場も反発。

  • 欧州株式市場は続伸して取引を終えた。STOXX欧州600種指数は過去最高値を更新した。月間では3.65%上げ、5カ月連続で上昇。2024年第1・四半期は7.03%高で、2四半期連続で上げた。STOXXユーロ圏銀行株指数は四半期ベースで17.71%高だった。28日に英小売りのJDスポーツ・ファッションは15.6%上昇した。ドイツのスポーツ用品大手アディダスは1.1%高。

  • 米国株式市場は、S&P総合500種が続伸。第1・四半期としても5年ぶりの高い伸びを記録した。市場では29日発表のインフレ指標に注目が集まっている。第1・四半期は主要株価3指数がいずれも堅調な上昇を見せ、S&P500が人工知能(AI)関連株への期待や米連邦準備理事会(FRB)が年内に利下げを開始するとの見方を背景に上げを主導した。
    ダウ工業株30種は初の4万ドル突破まで1%弱に迫っている。米商務省が28日発表した第4・四半期の実質国内総生産(GDP)確報値は年率換算で前期比3.4%増と、改定値の3.2%増から上方改定された。堅調な個人消費などを反映した。また、米労働省が発表した23日までの1週間の新規失業保険申請件数は前週比2000件減の21万件となり、労働市場の底堅さを示した。

↓3/28 (木) 経済指標をまとめました。

2024/3/28

Fear & Greed Index

→71     GREED

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